ジャーディン、バカーディ(ラム)リニューアル発売

ジャーディン・ワインズ・アンド・スピリッツ㈱(東京都港区、03・3434・3081)は、同社が日本総発売元となっているバカーディ(ラム)をリニューアルし、新製品「バカーディ・ファウンダーズ・セレクト」(従来品「バカーディ・カルタブランカ」)として16日から全国で発売する。品質をグレードアップし、デザインは現代的でおしゃれなオーバルボトルを採用した。二〇代の若者を中心とした都会型消費者層にアピールするのが狙いで、日本市場限定の商品。ラム、ジン、ウオツカなどの輸入ホワイトスピリッツは、将来、高成長が期待されるカテゴリーの一つ。ジャーディン社は、“バカーディ&コーク”を中心とした飲み方提案を推進するなど、積極的なマーケティング活動を展開する方針で、初年度は三万ケース(七〇〇㍉㍑×一二本換算)、前年と比べて倍増の販売数量を見込んでいる。

新製品「ファウンダーズ・セレクト」は、従来の「カルタブランカ」よりスムーズでさわやかな味わい、より豊かなフレーバーを持つのが特徴。アルコール度数(四〇度)、希望卸(二四〇〇円)、同小売(三〇〇〇円)は変化なし。容量は七五〇㍉㍑から七〇〇㍉㍑に変更した。

ジャーディン社は、ターゲットとする若い消費者の集まる料飲店を中心に、ボトルキープ用のプレミアム・ラムとして育成していく考えで、「核となる店はでき上がってきた」(取締役マーケティング第一部・新美准部長)とみている。

「都会型若者を中心とした消費者層は、ありきたりの飲み方に満足しなくなってきており、新しいものを探している」(同・新美部長)ことから、飲み方としてはコカ・コーラとミックスする“バカーディ・&コーク”を強力に推進する。従来のイメージを踏襲しながら新しく制作したヴィジュアルを用いた一般雑誌の広告を4~5月にかけて集中的に投入するとともに、渋谷オンエアーとのタイアップでバカーディ&コークの名称を冠にしたライブコンサートを5月末~6月に開催する予定。

流通段階向けのキャンペーン(3月16日~4月29日)も行う。

ジャーディンW&S・マーク・ベディングハム社長 ホワイトスピリッツは将来有力な市場ととらえており、三~四年前からバカーディをはじめ、タンカレー(ジン)、アブソルート(ウオツカ)など、ポートフォリオを強化してきた。バカーディは世界第一位の販売数量を誇るスピリッツ。日本市場でも伸びるだろうと思って調査したところ、口当たりがさわやかで、さっぱりした味が好まれるという結果を得た。そこで日本の消費者に合う味に改良、パッケージも一年がかりで開発した。五年先、一〇年先には相当大きなボリュームになると思う。

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