タイムリミット 清酒の級別廃止 〓上〓

酒類 連載 1992.03.23 7353号 1面

平成4年4月の級別全廃を目前に控え、市場はどのようになっていくのか。昭和18年の級別導入以来、国家財政を側面から、そして消費者に対しては、商品購入の目安として差別化を打ち出す明確な手段でもあった。今後、清酒は自由競争の中で、消費者にどのように意識させていくのか。平成元年4月には、既存の級別制度のうち、特級が廃止になり暫定的に一、二級が残った。二級別の残る三年間の経過期間の中で、業界が模索した動きを通して、間近に迫る“清酒新時代”を考察する。 去る2月2

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