自由で公正な競争を

総合 ニュース 1992.03.27 7355号 17面

毎年2月は、消費財メーカーにとって、震えのつづく時期。大手チェーンストアを中心に小売業の決算が行われる月だ。 巷では、バブル崩壊による個人消費の落ち込み、ついに平均株価二万円を割った長期低迷傾向、控えめな設備投資と経済環境が後退の局面にさしかかっている。 九州では、一般的にバブルの影響が少なく、その分、反動としての落ち込みも少ないという見方が強かったが、各百貨店の昨年末の市場傾向は宝石、毛皮などの高額商品は極端に減少し、売り上げ

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