加工ごま特集=首都圏北部地区－契約栽培で現状維持
【前橋】常陸ごまの生産は昨年秋の長雨により９月後半の収穫が極端に悪いものとなった。それでも上旬から中旬にかけての収穫は順調で、反収もやや増加傾向にあったことから、全体では約一五ｔ（宮内商店談）の生産量と、まずまずの線を確保したとの見方もある。それでも農家との契約では一㎏当たり一〇〇〇円前後、全体では一五〇〇万円程度に過ぎない。農家の老齢化も一段と進行しているだけに、この先の安定供給は困難視されている。 茨城県では卸店の宮内商店（東茨城郡小川町、０２９９
