関西・惣菜トレンド プラスαの品揃え・利益構造変革が課題
関西地区の米飯・惣菜は、関東地区に比べてレベルが高いといわれている。関東の大手チェーンのなかには、関西の味付け、売場作りを参考にしワンランクアップを図ろうという店もある。関西で惣菜類が発達した経緯には、その地域性や住民性が大きく影響している。売れ筋や個食化の流れには類似点も多い。関西のスーパーでも惣菜は前年比で二桁近い大幅な伸びを示してきた。現在も五～六％増で推移している。今後の成長には、売れ筋のプラスαとしての品揃え、利益構造の変革が課題になっていく。
