食肉加工品特集 衛生管理の徹底で上向く、7月以降業績回復
食肉加工業界は英国で発生した狂牛病、国内で発生したO157などの影響で昨年は大打撃を受け、大手ハムソーセージメーカーは各社とも大幅な減益を余儀なくされた。今年に入り狂牛病、O157の影響は薄らいできたものの春から夏にかけて再びO157が発生し、いまだ食肉、加工品への影響は続いている。こうした逆風のなかで、業界では商品の安全性の啓蒙、衛生管理の更なる徹底をはかり、ハムソーセージの需要喚起をPRした結果、ようやく回復基調に戻ってきた。 昨年のハムソーセージ