酪農・乳業新春特集:平成17年度牛乳乳製品統計

乳肉・油脂 特集 2006.01.13 9597号 14面

05年(平成17年)を振り返ると、牛乳消費低迷に歯止めがかからず、生乳需給のバランスがさらに悪化した年だった。1~11月直近までの牛乳乳製品生産量は、牛乳等向けが3・4%減、乳製品向けが5・0%増となり、需給の緩和が進んでいる。乳業界でスタートした1日3品牛乳乳製品を食べる「3‐A‐Day(スリーアデイ)」運動に加え、昨年は生産者が「牛乳に相談だ!」キャンペーンを実施するなど、牛乳消費拡大に本腰を入れ始めた年でもあったが、厳しい需給状況は今後も続きそうだ。

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