やまや、19年3月期は酒販事業減収 安売り規制仮需の反動で
山内英靖社長
酒類販売大手のやまやが13日発表した19年3月期の連結決算は、酒販事業の売上高が前年比2.1%減の1209億9500万円と約26億円の減収だった。酒類の過度な安売りを規制する新取引基準が17年6月に施行され、市場ではビール類を中心に価格が上昇した。同年5月に起こった仮需の反動で、18年5月度が大きく減収した。
営業利益は前年並みの44億8800万円となった。17年5月度に売上げが3%増となるなど大きな動きがあった一方で、「18年の5月に落とした売上