メルシャン、「ワインバリア」抑え若者開拓

酒類 ニュース 2020.01.20 11999号 02面
長林道生社長

長林道生社長

ラインアップの一部

ラインアップの一部

 ワイン大手のメルシャンは若年層の開拓を急ぐ。15日発表の事業計画に、入門者がワインに対して取っつきにくいと感じる「ワインバリア」を低減する方針を掲げた。市場が伸び悩む中、20~30代の間口(購入率)減少が業界全体の課題とみて、新しい飲用シーンや付加価値品を提案する。
 19年のワイン市場は前年比3%減で推移したもよう。メルシャンの販売実績は5%減の664万ケース(輸入・国内製造計)だった。日欧経済連携協定の発効によって欧州産ワインの売場が拡大した半面

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