21年度チーズ総消費量 需要拡大一服も底堅く 混迷打破へ起爆剤期待

 農林水産省が19日に公表した2021年度(21年4月~22年3月)の「チーズの需給表」(確報)によると、総消費量は前年比0.3%減の35万4517tとなった。これまで過去最高を更新してきたが、家ナカ需要の急騰と外食を中心とした業務用需要の減退を経験した20年度から一転、13年以来8年ぶりのマイナス推移となった。ただし、過去10年間で20%以上の拡大を達成してきた底堅さは強く、35万t台をキープし引き続き需要は高水準で推移しているとみてよい。一方、ウクライナ情勢をはじめとする

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