丹波地区・なかで農場、力を注ぐ6次産業化 的確に専門家へ任せる

農産加工 ニュース 2021.07.05 12255号 05面
中出靖大氏

中出靖大氏

 兵庫県と京都府にまたがる食材の宝庫・丹波地区。「なかで農場」は約300年続く専業農家で、エリア三大特産品「丹波栗」「丹波黒大豆」「丹波大納言小豆」のうち、丹波大納言アズキをメーンに生産する。中出靖大業務執行役員は生産振興会会長も務め、生産安定や品質向上、さらには加工品の開発を通じて地域農業の経営安定も目指す。
 中出家12代目の靖大氏は大学で経済学を学んだのち、地元の農協に10年間勤め、専業農家となった。その時に驚いたのが農業の収益性の低さ。そこで8

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