新型コロナ:全日本・食学会、京都を皮切りに医療関係者支援 弁当を無償提供

外食 ニュース 2020.05.11 12049号 09面

【関西】全日本・食学会は地域医療機関へ弁当の無償提供を、4月24日の京都を皮切りに東京、大阪、愛知と岐阜で実施。新型コロナウイルスの治療に当たる医療従事者と、営業自粛を求められる飲食店らを、弁当を通じて支援する(一部既報)。

今回の無料提供では、医療従事者に感謝の意を、飲食店には事業継続への希望を届けたいと、飲食店に弁当にかかる経費を同会の資金や募金で支払い、医療機関へ無償で届ける。

同会の理事長で菊乃井三代目主人の村田吉弘氏は「われわれの使命は食文化の継承や発展への寄与、食育活動や環境への取組みなど、食を通じて世界の人々を笑顔にすることだと考えているが、コロナ禍によって大きな試練の場に立たされている。食の団体として、この状況をどうにかしたいという思い、同時に命の最前線で尽力する医療関係者の皆さまに食を通じてエールを送りたいという思い。これらを組み合わせ、一つの支援の形を作った。活動は状況に応じて随時、変更改善を行っていく。また、条件が整えば全国的に展開して行きたい。一刻も早くこの状況が改善し、世界中のレストランが皆さんの笑顔であふれる日が来ることを願ってやまない」と語った。

京都で参加するのは、京都中勢以、祇園さゝ木、洋食おがた、創作中華一之船入たん熊北店、イル フィーロほか和洋中の20店舗以上で、5月31日まで取り組む。愛知、岐阜では4月25日から提供開始。

東京と大阪はいずれも日程調整中だが、ポンテベッキオや吉兆本店ほか、名店が多数参加する。(篠原里枝)

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