日本食糧新聞 電子版
Twitter
Facebook

乾物・海産物・豆類特集2017.12.15 11633号 04面 農産加工 特集

不漁・不作で値上げ続く 切り干しは3年連続 “KANBUTSU”世界へ発信(2017.12.15)

 17年の乾物・海産物・豆類は、天候要因による不作や不漁で、農産乾物、豆は新物への切り替えではほとんどが値上げとなっている。切り干し大根は3年連続の値上げとなり、丹波産黒豆の収穫が遅れ、年末商戦への影 …続きを読む

  • 首都圏主要問屋動向=日本アクセス 地域に根差し提案 業務用強化(2017.12.15)

     日本アクセスの17年4~9月の乾物カテゴリー販売実績は、前年比3.8%増で推移。エリア別では東日本3.5%増、西日本5.5%増となった。今年、西日本地区を担当するグループを創設。東西に拠点を置いて、地元に根差した売場提案やコミュニケ…

  • 首都圏主要問屋動向=下田商事 生産者見える商品作り(2017.12.15)

     「カネニシキ」ブランドで知られる下田商事の16年11月~17年10月の乾物販売実績は、前年比1.6%減となった。ミックス野菜など簡便型の乾物は好調で、乾燥野菜が42%増、切干大根人参ミックスは11%増となった。

     乾物専…

  • 首都圏主要問屋動向=萬藤 浅草にカフェ 手作りの甘味提供(2017.12.15)

     老舗乾物問屋の萬藤は3月、物流センター新社屋の完成に伴い、本社機能と営業本部・倉庫を東京・足立区に移転した。小売店舗「プロの食品 マントウ」「諸国銘品 萬藤合羽橋店」は、引き続き浅草で営業している。浅草の店舗は改装してカフェを併設=…

  • 首都圏主要問屋動向=一神商事 新乾物メニューを開発(2017.12.15)

     横浜の老舗乾物問屋、一神商事の17年乾物販売実績は、金額で横ばい、販売数量は微減の状況。

     同社は、乾物業界の動向を「安全・安心」「無添加」「国産素材」や「本物、本格志向」が強まってきたと捉える。

     乾物の販…

  • カテゴリー別動向=干瓢 栃木産2割近く減 日照不足で(2017.12.15)

     国内生産量の98%を占める栃木の名産、干瓢。生産者の高齢化や人手不足を背景に、生産量は全盛期(1978年)の10分の1以下に、栽培面積も5%以下に減少している。

     栃木県干瓢商業協同組合の集計によると、17年産栃木県産干…

  • カテゴリー別動向=花かつお・削り節 世界相場が高騰けん引(2017.12.15)

     花かつお・削り節市場は今年、過去最高の原料高となり、価格改定を売場へ定着させた。海外の旺盛な缶詰需要が国内相場を引き上げた。相場は11月にようやく落ち着きを取り戻し、需要期の年末商戦を迎える。

     カツオ相場は10月に最高…

  • カテゴリー別動向=加工海苔 在庫ひっ迫、暴騰懸念(2017.12.15)

     海苔は11月下旬から産地での共同販売が始まり、例年以上の高値で推移している。原価は前期まで4年連続で上昇。在庫不足などからさらなる暴騰が懸念される。消費は業務用が7割を占め、食の外部化が顕著。海外展開も活躍の場が狭まっている。

  • カテゴリー別動向=道産豆類 台風被害克服し豊作へ(2017.12.15)

     【北海道】16年は8月からの相次ぐ台風上陸が大きなダメージとなり、大雨による収量減や品質の低下など甚大な被害となった。17年の道産豆類は春先の播種が全道的に好天に恵まれ順調に推移したが、6月の周期的な天候の変化で各豆類の初期生育が遅…

  • カテゴリー別動向=道産バレイショ 全品種反収増に(2017.12.15)

     ●再生産価格確保が課題

     【北海道】17年度北海道産バレイショの作付面積(種子用、でんぷん原料用除く)は、昨年より約800ha増の2万8428ha(16年産の作付面積は台風による被害面積を除く)となった。主要品種別では生…

料理マスターズ特集2017.12.13 11632号 06面 外食 特集

食と農をつなぎ、地方を活性化(2017.12.13)

前列左から〈シルバー賞〉穴見秀生、伊藤勝康、勝又登、中東久雄、脇屋友詞各氏。後列左から〈ブロンズ賞〉上柿元勝、栗栖正博、志村剛生、下村浩司、樋口宏江、松尾慎太郎、山本征治、米田肇各氏

 日本の「食」や「食材」、「食文化」の素晴らしさや奥深さ、その魅力に誇りとこだわりを持ち続け、日本の食文化の普及などに貢献する料理人を顕彰する「料理マスターズ」。第8回の授与式と懇親会が11月7日、パ …続きを読む

  • 第8回受賞者の紹介=「本湖月」穴見秀生氏(2017.12.13)

     ◇第2回シルバー賞受賞

     日本中の食材が流通する大阪で、四季折々に最高の食材を揃え、高い技術と美的感性に彩られた日本料理を提供。妥協のない食材探求姿勢は食材納入業者にも高い水準を求め、優れた生産者との交流を確立した食業者…

  • 第8回受賞者の紹介=「ロレオール 田野畑」伊藤勝康氏(2017.12.13)

     ◇第2回シルバー賞受賞

     地方で生業が成り立たなくなるとの危機感から、地域独自の食材や資源に光を当て、活気ある循環型社会を目指す「ポーラスタープロジェクト」を、三陸田野畑で立ち上げた。その核としてレストランを位置づけ、地…

  • 第8回受賞者の紹介=「オーベルジュ オー・ミラドー」勝又登氏(2017.12.13)

     ◇第2回シルバー賞受賞

     土地の個性を生かした高水準な料理を楽しみに文化人が集い、地域の発展に寄与しているヨーロッパのオーベルジュを理想とし、箱根に日本初のオーベルジュを開業。近隣の豊かな食材を自ら探し求め、生産者の後押…

  • 第8回受賞者の紹介=「草喰 なかひがし」中東久雄氏(2017.12.13)

     ◇第2回シルバー賞受賞

     「日本は野菜の極楽浄土」と言い、京都洛北の農村や山野で野菜や山菜を毎朝摘んで食材としている。旬の盛りにあるものだけでなく、「はしり」や「名残」も組み合わせ、季節や自然に対する尊敬の念、食材への敬…

  • 第8回受賞者の紹介=「Wakiya 一笑美茶樓」脇屋友詞氏(2017.12.13)

     ◇第2回シルバー賞受賞

     “モダンチャイニーズ”の日本の先駆者として高い知名度を持つ。伝統と創作が息づく、中国料理の枠を越えた料理を提供。日本各地の特産作物や魚介類を使用し、個性豊かな開発商品や献立を生み出して、地方の味…

  • 第8回受賞者の紹介=「ミディソレイユ」上柿元勝氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     料理の「料」は自然からの恵みで得た食材、「理」は科学的な根拠と明解な理論に基づく調理のテクニックといい、クラシックなフランス料理を基本に、鹿児島の食材の持ち味を最大限に引き出しながら力強く表現し…

  • 第8回受賞者の紹介=「たん熊北店」栗栖正博氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     一口食べておいしいと感じる「いい塩梅」こそ、日本の料理が到達した最高地点と考え、伝統的に使われてきた京都近郊の新鮮な食材を吟味して「料理という完成形にしてお客様に喜んでいただく」ことに注力してい…

  • 第8回受賞者の紹介=「てんぷら 成生」志村剛生氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     駿河湾や県内河川流域産の魚、静岡県内産の野菜を最上の状態で入手。卓越した揚げの技術で食材の風味や力強い味わいを引き出し、従来のてんぷらの常識を覆す香り、見栄え、食感、後味を生み出す。地元生産者・…

  • 第8回受賞者の紹介=「エディション コウジ シモムラ」下村浩司氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     国内外の美食家が集う東京・六本木でアーティスティックな感動を提供する料理人として知られる。「いかに技術を高め、感性を磨いても、料理はあくまでも食材」と言い、国内の生産者との緊密なつながりを構築し…

  • 第8回受賞者の紹介=「志摩観光ホテル」樋口宏江氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     志摩観光ホテルの総料理長として2016年の主要国首脳会議(G7伊勢志摩サミット)でワーキング・ディナーを担当。伊勢志摩産鮑、伊勢海老などを中心に三重県産の食材を用いた「海の幸フランス料理」で各国…

  • 第8回受賞者の紹介=「北新地 弧柳」松尾慎太郎氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     修業した浪速割烹 喜川で、料理人であり、食の随筆家としても知られる先代主人・上野修三氏が提唱した「大阪料理」を身につけた。なにわの食材の力に光を当て、大阪近海の魚貝を用いたお造りや、地の野菜が持…

  • 第8回受賞者の紹介=「日本料理 龍吟」山本征治氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     自らを「日本の豊かさを販売する料理人」と呼び、日本各地に足を運んで生産者と交流し、手に入れたり開発したりした力のある食材を料理する。その技術をYouTube等を通じて映像で惜しみなく世界に発信。…

  • 第8回受賞者の紹介=「HAJIME」米田肇氏(2017.12.13)

     ◇第8回ブロンズ賞受賞

     一皿一皿が自然の美を表現した壮大な世界観を持ち、「宇宙人に地球がどう見えるかをイメージした皿の上の芸術作品」。その原点は少年時代に住んだ大阪枚方市の山河の風景や、四季の食材を使った母の手料理にあ…

全国醤油特集2017.12.13 11632号 10面 味噌・醤油 特集

市場回復へ足踏み 打開に“もう一手”(2017.12.13)

 醤油は需要期の年末商戦を前に、縮小幅が徐々に大きくなり、回復への足取りが重くなっている。輸出拡大は続き、国内も密封商品の進化、単価アップといった活性化材料がそろう。高齢化、人口減による消費停滞を補い …続きを読む

  • 主要メーカー動向=キッコーマン食品 いつでも新鮮2桁増(2017.12.13)

     ●現代ニーズへの対応加速

     キッコーマン食品の今期4~10月売上げは前年比微増で推移している。密封容器のトップブランドである「いつでも新鮮」シリーズが2桁成長。年間目標の売上げ115億円を手中に収めつつある。加工用も増収…

  • 主要メーカー動向=ヤマサ醤油 鮮度シリーズ高成長(2017.12.13)

     ●鮮度生活大幅拡大 全体も微減と健闘

     ヤマサ醤油の今期1~10月売上げは前年比微減で推移し、育成する「鮮度」シリーズが2桁成長した。600、200mlボトルで普段使い向けの「鮮度生活」が増収。

     密封商材の…

  • 主要メーカー動向=ヒガシマル醤油 牡蠣だし醤油ヒット(2017.12.13)

     ●時短背景に加工品伸びる

     【関西】ヒガシマル醤油の17年度業績は市販用がほぼ前年並み、業務用でやや苦戦し、トータルでは前年を若干下回る着地の見込み。商品別では、醤油類はやや苦戦するがだし・つゆなどの醤油加工品は人手不足…

  • 主要メーカー動向=日本丸天醤油 天翔ゆずぽん酢伸長(2017.12.13)

     ●来期人員補強し営業強化

     【関西】日本丸天醤油の売上げ進捗(しんちょく)は、全体では微減傾向だが不採算取引の解消などで利益体質を継続。来期は営業強化として人員を補強し、首都圏を含めて新規開拓と既存取引先との関係をさらに…

  • 主要メーカー動向=ヒゲタ醤油 高級「本膳」成長続く(2017.12.13)

     ●NB拡充で新価値提案

     ヒゲタ醤油は今期4~11月、ロングセラーの「高級割烹しょうゆ本膳」売上げを伸ばし、成長を続けた。醤油の全体売上げは前年実績を下回った。うち中食向けの加工用出荷は好調だった。近年は商品開発を積極化…

  • 主要メーカー動向=ヤマモリ 「ギャバ醤油」に注力(2017.12.13)

     ●目標の2000店採用クリア

     【中部】ヤマモリの今期(4~11月)醤油カテゴリー売上げは前年比2%減で推移。人気キャラクター「ふなっしー」を生かした醤油シリーズ、「バター醤油」の終売も響いたが、やはり、ボリュームゾーン…

  • 主要メーカー動向=正田醤油 家庭用は前年並みに(2017.12.13)

     ●差別化を密封品が後押し

     正田醤油の前11月期売上げは家庭用が前年実績並みで着地し、健闘した。構成比の大きい業務用は堅調な販売動向とみられる。

     家庭用は「塩分を気にする人のおいしいしょうゆ」が昨秋から好調…

  • 主要メーカー動向=大醤 新工場稼働で能力増(2017.12.13)

     ●来期以降、開発を本格化

     【関西】大阪府下唯一の醤油醸造を行う大醤の17年9月期は売上高23億2000万円で、前年比3%増の着地となった。冬の鍋つゆ、夏の小袋入りの麺つゆなど業務用をメーンに据える同社では、つゆ・たれ類…

  • 主要メーカー動向=盛田 天然醸造の価値訴求(2017.12.13)

     ●「国産素材」シリーズ好調

     【関西】盛田の17年9月期は家庭用つゆたれ部門は堅調だったが、全体では醤油、つゆたれ部門ともに前年を下回る着地となった。今期は前期に引き続き、マルキンブランドの「天然醸造蔵しょうゆ」に注力す…