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本格焼酎特集2018.05.14 11699号 06面

勝ち抜け!酒類間競争 ブランド価値高める商品展開

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2018.05.14 11699号 06面


 本格焼酎市場にとって、これまでの需要喚起の取組みの成果が着実に表れてきている。「赤芋」を中心に、従来とは違ったアイテムも安定。麦製長期貯蔵酒や炭酸割りの提案など、成果が出ている。今年3月には米国・ロサンゼルスで開催された「第90回アカデミー賞授賞式」後の祝賀会で、霧島酒造の黒霧島、白霧島、赤霧島が振る舞われた。同祝賀会で、シェフが特別に振る舞う酒として日本製アルコールが採用されたのは、初めてとなった。また今年は明治維新150周年にあたるとともに、NHK大河ドラマ「西郷どん」・・・
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特集その他の記事

  • 原料別動向=芋製 市場のけん引役(2018.05.14)

     本格焼酎業界をけん引してきた芋製焼酎。都心部の外食関係が他アルコールカテゴリーに移行する中で、各蔵元では需要振興を図るが、17年の実績は前年比1.4%減の20万5532kl、構成比45.5%だった。主産地では、宮崎県が3.0%増(1…

  • 原料別動向=麦製 長期貯蔵に注目(2018.05.14)

     麦製焼酎の17年の実績は、前年比1.7%減の18万3894kl、構成比40.8%となった。本格焼酎の中で長年トップの座にあった麦製だが、微減ながらも前年実績を割り込む厳しい景況が続いている。

     銘柄別では、三和酒類の「い…

  • 原料別動向=そば製 ソーダ割り訴求(2018.05.14)

     そば製焼酎の17年の実績は、3.2%減の9437kl、構成比約2.1%となった。そば製焼酎は、15、16年と2年連続で前年超えの実績で推移し、回復傾向を見せていたが、3年連続増とはならなかった。主産地では、宮崎県が2.7%減(672…

  • 原料別動向=米製 “米”由来をPR(2018.05.14)

     主要原料の中で、厳しい状況が続くのが米製焼酎。17年の実績は5.0%減の3万8549kl、構成比8.6%で着地した。主産地では熊本県が4.7%減(1万2633kl)となった。

     芋を筆頭とした個性豊かな原料の中で、麦製ほ…

  • 原料別動向=その他 商品価値を発信(2018.05.14)

     昨年の酒かす・ごま・黒糖など主要4原料以外の本格焼酎の課税移出数量は、6.6%増の1万3619kl、構成比約3.0%となった。

     中心的アイテムがごま製。製法特許で専業メーカーが紅乙女酒造のほぼ1社に限定されているため、…

  • 主要メーカー動向=霧島酒造 黒霧島20周年で全体底上げ(2018.05.14)

     本格焼酎のトップブランドとして飛躍を続ける霧島酒造の「黒霧島」「白霧島」など。霧島酒造は本格焼酎の最高峰を目指し、今年度も高い目標を掲げる。

     17年(1~12月)の本格焼酎の販売実績は前年比微減。「6月の酒税法改正によ…

  • 主要メーカー動向=三和酒類 「いいちこカップ」好調持続(2018.05.14)

     本格焼酎のトップブランド「いいちこ」を展開する三和酒類は、今年で創業60周年を迎える。「すべては品質のために」の姿勢は決して変わることはない。

     14年に「焼酎はどこまで旨くなるか」をキャッチコピーに、「麹プロジェクト」…

  • 主要メーカー動向=薩摩酒造 「黒白波」維新ラベル 本場・薩摩をPR(2018.05.14)

     薩摩酒造は、従来からの「高品位企業を目指す」「店頭マーケティングで売場を活性化する」「若者共感企業を目指す」というブランド戦略に引き続き注力していく。

     レギュラー商品群では「さつま白波」は、本場感や風土、技術、歴史、健…

  • 主要メーカー動向=宝酒造 「一刻者」炭酸割り提案強化(2018.05.14)

     宝酒造の今期方針は、『こだわり』ゾーンでは「一刻者」の炭酸割りの飲み方提案で品質を訴求するとともに、『スタンダード』ゾーンでは、「よかいち」を中心にしながら、市場のニーズに応じた商品展開を行っていく。

     「一刻者」はレギ…

  • 主要メーカー動向=雲海酒造 「木挽BLUE」ブランド価値高め拡販(2018.05.14)

     そば焼酎「雲海」、麦焼酎「いいとも」、芋焼酎「さつま木挽」など、主要原料で本格焼酎の有力ブランドを揃え、消費者の多様なニーズに対応する雲海酒造。17年1~12月の業績は、計画を達成した。「昨年6月の改正酒税法の施行で、主力ブランドの…

  • 主要メーカー動向=本坊酒造 主力の「桜島」 「あらわざ」がけん引(2018.05.14)

     地域に根差し、地域の資源を活用し、歴史、文化、人、技術の響和をもって独自の「本坊クオリティー」を追求することを経営理念に掲げる本坊酒造。

     17年1~12月の販売実績は前年比5%減。本格焼酎市場が良くない中、OEMの落ち…

  • 主要メーカー動向=田苑酒造 ゴールド・シルバー、リニューアル図り伸長(2018.05.14)

     容量・容器・度数といった多様なラインアップの強化で、よりきめ細かな商品提案を実現している田苑酒造。新たな売場獲得に向けた動きを加速させている。

     昨年9月、「田苑 ゴールド」と「田苑 シルバー」の風味とラベルをリニューア…

  • 主要メーカー動向=小正醸造 刷新の「さつま小鶴」伸びる(2018.05.14)

     「喜びを共に創る」を経営理念に掲げ、この理念のもと、さらなる品質向上、商品開発に努力を重ね、愛される焼酎造りに励む小正醸造。17年4月から18年3月までの同社の販売実績は前年比微減。

     アイテム別では「小鶴」ブランドが5…

  • 主要メーカー動向=山元酒造 「蔵の神」若年層への浸透を(2018.05.14)

     芋焼酎「さつま五代」「蔵の神」や長期貯蔵麦焼酎「至福の陶酔」「五代」の山元酒造は、商品施策としては異なる原料の本格焼酎や長期貯蔵酒、リキュール類などさまざまなタイプを揃え、消費者のニーズに対応している。品質、技術、伝統、革新をキーワ…

  • 主要メーカー動向=紅乙女酒造 「紅乙女」40周年でリモデル計画(2018.05.14)

     ごま原料焼酎を柱に持つ唯一のメーカーである紅乙女酒造。ごまは扱いが大変難しく、香り高い風味を生かすべく熟成を重ねてできた独自のうまみに熱烈なファンを持つ。

     18年3月末の販売状況は前年比約10%減。ピーク時には商品数が…

  • 主要メーカー動向=老松酒造 「閻魔」シリーズ中心に訴求(2018.05.14)

     深みのある落ち着いた熟成焼酎を醸し続ける老松酒造。大分麦焼酎「閻魔」、長期貯蔵麦焼酎「麹屋伝兵衛」などがある。

     同社の17年1~12月の総売上高は、全体で微減だが、本格焼酎はほぼ前年並み。利益率の低い商品などからの離脱…

  • 主要メーカー動向=高橋酒造 「金しろ」「銀しろ」業務用間口広げる(2018.05.14)

     球磨焼酎「白岳」や米焼酎「しろ」などの銘柄を揃える本格米焼酎のトップメーカー、高橋酒造。今期(18年9月)の進捗(しんちょく)は1、2月に気温が低い日が続き、業務用の需要落ち込みがあり、前年比微減で推移する。

     エリア別…

  • 主要メーカー動向=アサヒビール 「金黒」家庭用ラインアップ拡充(2018.05.14)

     アサヒビールは発売2年目となる「本格芋焼酎 金黒」のラインアップを3月に拡充。18年は家庭用市場での拡販にも力を注ぐ。また、甲乙混和のトップブランド「かのか」は昨年から好調な季節限定パッケージの夏向けを投入するほか、「麦焼酎 冷やし…

  • 主要メーカー動向=中国醸造 原料全て広島産にこだわり(2018.05.14)

     【中国】中国醸造は、本格焼酎「達磨(だるま)」シリーズとして、「本格芋焼酎・達磨・黒麹仕込み・紅あずま」「本格麦焼酎・達磨・黒麹仕込み・六条大麦」「本格米焼酎・達磨・ゆう」などをラインアップしている。そのほか、広島県安芸太田町の試掘…

  • 主要メーカー動向=濱田酒造 「海童」多様な味わいをアピール(2018.05.14)

     芋焼酎の「原材料完全国産主義」を貫く濱田酒造は、「量から質」への転換を掲げ、提案型営業の徹底に取り組んでいる。同社は、機能の異なる三つの蔵を活用し、家庭用から業務用まで、バラエティーに満ち、充実したアイテムを揃えることで、多様な市場…