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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集2017.09.13 11589号 09面

デフレ加速に懸念大 時短・家飲みに対応 健康性訴求も進む

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2017.09.13 11589号 09面

 缶詰・瓶詰・レトルト食品は、高い保存性と簡便性、即食性を兼ね揃える市場として食品産業全般で重要な役割を担っている。災害や異常気象時のための備蓄需要の高まりは、これら食品の特性を反映している。近年では女性の社会進出を背景に、家庭で調理時間が短縮できるものや即食性の高い商品が求められている。また家飲み需要の高まりで、簡便かつ品質のよいつまみ缶詰などの需要も堅調だ。各ジャンルで機能性表示食品も増えていて、健康性訴求の面でも取り組みが進んでいる。今秋も多くの付加価値の高い新商品が登・・・
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特集その他の記事

  • 缶詰動向=激動する原料環境 製販一体の売場施策急務(2017.09.13)

     缶詰市場(丸缶・飲料除く、以下同)は近年、災害や気候変動の影響を受け、水産や果実原料の供給が不安定化している。そのため価格の見直しや生産調整を強いられるケースが多発し、メーカーは原料調達と生産・販売のバランスに苦慮する局面が続いてい…

  • レトルト動向=カレーが5.3%増 全体も昨年上回る(2017.09.13)

     日本缶詰びん詰レトルト食品協会のレトルト食品生産量の推移によると16年は内容重量が36万4368t(前年比0.5%増)、と前年を上回った。昨年は前年を下回ったが近年は増加傾向が続いている。

     内容重量が伸びたのはカレー、…

  • 瓶詰動向=海苔佃煮が大幅増 ジャムは付加価値品拡大(2017.09.13)

     瓶詰市場は主力のジャムが成熟して微減し、海苔佃煮は拡大している。ジャムはパン向けのボリュームゾーンで苦戦するが、付加価値商品が成長。海苔佃煮はトップブランドの桃屋「ごはんですよ!」がTVの人気番組で紹介された。品質評価が進み、汎用訴…

  • メーカー動向=ホテイフーズコーポレーション 味付け卵加え親子缶(2017.09.13)

     ●「やきとりたまご」発売

     ホテイフーズコーポレーションは、元祖「やきとり缶詰」メーカー。炭火焼きならではの香ばしさと、漫画家・おおば比呂司氏が手掛けたデザインが特徴で、70年の発売以降、幅広い世代から親しまれている。<…

  • メーカー動向=明治屋 「おいしい缶詰」拡大(2017.09.13)

     ●ご飯のおかず「おそうざい」追加

     明治屋ではこだわりの“グルメ缶詰”「おいしい缶詰」を展開、戦略シリーズとして順調に規模を拡大している。前期は5%増と落ち着いたが、直近でも依然拡大を継続。今春からはご飯のおかずとして商…

  • メーカー動向=丸善食品工業 「ぞうすい」スタート(2017.09.13)

     ●独自性出し市場開拓へ

     【長野】今年で発売50周年を迎えた国内トップシェアの瓶詰、なめ茸をはじめ、米飯周りのアイテムを「テーブルランド(TBL)」ブランドで展開する丸善食品工業。今秋冬は、好調なレトルト米飯で新シリーズ…

  • メーカー動向=日本水産 畜肉缶の5品を投入(2017.09.13)

     ●魚価影響されない戦略

     日本水産は缶詰・瓶詰・レトルト食品の各カテゴリーで商品展開し、中でも缶・瓶詰は水産原料の調達力と蓄積された製造技術が強み。ただ近年、主力のカニ缶が紅ズワイガニの不漁で苦戦。ホタテも価格高騰に苦慮…

  • メーカー動向=マルハニチロ 初めての魚唐揚げ缶(2017.09.13)

     ●アジを使い商品化実現

     マルハニチロの缶詰事業は4~7月累計売上げが前年同期並みとなり、利益面も含めて予算通りの推移となった。好調なのはサバ、イワシ、カニ、ホタテ缶で、原料調達の強みを生かした。漁獲減により厳しいイカ缶…

  • メーカー動向=極洋 サバ缶好調で8%増(2017.09.13)

     ●洋風メニュー新提案も

     極洋は原料調達の強みと長年培った製造技術を生かした水産缶詰を多数展開している。今期の缶詰事業は4~7月累計売上げが数量ベース9%増、金額ベース8%増と好調に推移。特に「さば煮付」などサバ缶が大幅…

  • メーカー動向=国分グループ本社 「缶つま」を地域開発(2017.09.13)

     ●ビールに「スパイシー」

     国分グループ本社は、オリジナルブランドとして10年から展開している高付加価値つまみ専用缶「K&K缶つま」シリーズに注力している。主力の水産缶は近年、厳しい原料調達環境の影響を受けて価格や生産調…

  • メーカー動向=桃屋 本来の商品力を評価(2017.09.13)

     ●食べる調味料・中華好調

     桃屋は「きざみしょうが」などの食べる調味料、「味付〓菜(ザーサイ)」といった中華売上げを伸ばしている。簡単レシピを提案しトライアルや商品力が支持されてリピート購買を得た。TVでの紹介とホームペ…

  • メーカー動向=丸美屋食品工業 消費拡大へ限定発売(2017.09.13)

     ●新味「鶏しお麻婆」好評

     丸美屋食品工業は今期、「鶏しお」「坦々麻婆豆腐の素」を限定発売し、消費を拡大している。高級商材の「贅を味わう」売上げも増やし、トップメーカーとして売場を活性化した。同じくトップシェアの「釜めし…

  • メーカー動向=永谷園 「かに玉」の成長続く(2017.09.13)

     ●「和漢粥」、配荷も順調

     永谷園はレトルト商材として主に「広東風かに玉」を展開し、6期連続で売上げを伸ばしている。8月にカニ肉を20%増量して改良。同じメニュー用調味料の「麻婆春雨」は今期、再成長を果たした。8月28日…

  • メーカー動向=大塚食品 新たな魅力・価値提案(2017.09.13)

     ●「森のデミ」で新規獲得

     大塚食品のレトルト事業は順調に推移している。「使用具材に国産野菜統一」「箱ごと電子レンジ調理が可能」と安全・安心な品質や簡便性を訴求する「ボンカレー」ブランドや、カロリーや塩分をコントロールし…

  • メーカー動向=ハウス食品 カレー、19.6%の増(2017.09.13)

     ●「プロクオリティ」貢献

     ハウス食品のレトルトカレーの17年度3月期売上高は前年比19.6%増138億円となった。複数パックの「プロクオリティ」シリーズが大幅に伸長した。「プロクオリティ」は複数パック市場でトップシェア…

  • メーカー動向=エスビー食品 カレー、7.4%の伸び(2017.09.13)

     ●「大阪スパイス」商品化

     エスビー食品の16年度のレトルトカレーは前年比7.4%増95億3000万円となり、前年に続き好調を持続した。多くのブランドが前年を上回り好調に推移。主力の「カレー曜日」は同1.9%増。4個パッ…

  • メーカー動向=はごろもフーズ 「シーチキン」価格改定(2017.09.13)

     ●パウチ品の品揃え強化

     はごろもフーズは、ツナ缶の代名詞でもある「シーチキン」を中核に、「朝からフルーツ」「シャキッとコーン」など多彩な缶詰・パウチ品を展開している。「シーチキン」はTVCM「シーチキン食堂」と連動した…