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加工ごま特集2017.12.06 11629号 10面

企業間協働が加速か 油・食品で連携の動き 五輪特需“金”ごまに注目

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2017.12.06 11629号 10面


 全国にそれぞれ強みを持ったメーカーが点在する食品ごま業界だが、企業間協働が進み、メーカー集約の可能性が浮上してきた。かどや製油は11月、カタギ食品をグループ化。真誠は竹本油脂と販売、購買・調達、物流面で業務提携を強化すると発表した。健康志向からごまの需要は世界的に拡大。対中国だった原料争奪戦は今後、国内で激化する恐れもある。食品用のごまは、味や品質面から中南米産が長年主流だったが、近年は搾油用のアフリカ産へシフトが加速。製品の安定供給はメーカーにとって生命線でもあり、原料調・・・
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特集その他の記事

  • 原料事情=アフリカが主流に 換金作物として優位性(2017.12.06)

     16年の日本のごま輸入量は16万4000tとなり、14年以降は横ばいの16万~17万tで推移。うち食用ごまは、6万t強で安定的に推移している。最近では金ごまの需要が増加。情報番組の影響から、各社練りごまにも注力している。

  • 主要メーカー動向=かどや製油 カタギ食品グループ化(2017.12.06)

     ●上期、家庭用拡売

     かどや製油は、ごま油やすりごま・練りごまなど多彩なごま製品を展開。“ごまの総合メーカー”として市場活性化を推進している。食品ごま事業は上期(17年4~9月)、数量ベースで3.6%増。金額ベースで3.…

  • 主要メーカー動向=真誠 箱詰めロボット導入、生産2倍に(2017.12.06)

     【中部】真誠の今期1~10月の売上げ状況は、家庭用で大手帳合消失の影響があり減。その分を除くと前年並みの推移。一方で、業務用は加工メーカーや外食部門で新規取引もあり、数量は増加。ただ、高騰していた原料相場が落ち着きを取り戻したことで…

  • 主要メーカー動向=浜乙女 練りごま順調拡大(2017.12.06)

     ●すりごま鍋提案

     【中部】浜乙女の加工ごま商品群の今上期(4~9月)販売状況は、夏場の乾麺とすりごまの連動提案が、乾麺需要減の影響を受けるなど、全体的に主力の家庭用が厳しく微減。ただ、構成比は低いが業務用ルートは菓子や…

  • 主要メーカー動向=波里 地元栃木でごま産地化(2017.12.06)

     関東圏を本拠に置く乾物大手の波里は、加工ごまにも注力し、05年に胡麻(ごま)ペーストで特許「種実微粉砕ペースト及びその製造方法」を取得した。「ミクロペースト」と称し、強みの和菓子業界はもとより、多様な食品加工分野に取引先を拡大してい…

  • 主要メーカー動向=豊年屋 信州ごまブランド強化(2017.12.06)

     【長野】長野県産ごま「信州ごま」のブランド強化に取り組む豊年屋。すりごま、いりごまといった家庭用自社アイテムが、百貨店やセレクト感を打ち出す食材店などのチャネルを開拓している。

     「風味の優位性や『信州』の市場認知度を武…

  • 主要メーカー動向=ゴマヤ 「當り胡麻」の販路拡大(2017.12.06)

     ゴマヤは、練りごまメーカーとして主に料理人向けの「當り胡麻」を製造。練りごまのほか、洗い、いり、すりごまも扱っている。

     「當り胡麻」は、ごまを三度ずりした後、裏ごしをすることでごまの香ばしさと甘みが増し、きめ細かい滑ら…

  • 主要メーカー動向=マコト 「すりごま金」を新発売(2017.12.06)

     マコトの17年度上期実績は、原料高から徐々に解放され、営業・経常利益とも順調に黒字を積み上げている。今期は最終的に増益を見込む。

     「市場は安売りが進み対応に苦しんだが、旧在庫が減り、売上げと仕入れのバランスがとれてきた…

  • 主要メーカー動向=北村商店 顧客ごとの要望に対応(2017.12.06)

     【関西】大阪・天満の老舗乾物問屋、北村商店は、多様な乾物を扱う中で、加工ごまが量・金額ともに主力商品群で、業務用を中心に販売。長年の産地との取組みの中で、顧客ごとの要望に応じた原料・加工方法で提供し、着実に売上げを拡大させてきた。<…

  • 主要メーカー動向=大幸食品 ごまドレレシピを提案(2017.12.06)

     【九州】大幸食品は1995(平成7)年に設立された。創業時にすりごまの原料を、世界各地から探し出したのが始まり。味と香りを確認し、こだわりの原料を発掘した。

     その後、口コミで広がり、すりごま専門メーカーとして展開してい…

  • 主要メーカー動向=カタギ食品 かどや製油の傘下入り(2017.12.06)

     【関西】家庭用加工ごまの有力企業、カタギ食品の今上期売上高は天候不順による青菜類の価格高騰など逆風はあるが前年並みで推移している。

     新製品では今春、専業メーカーならではの職人技で、手間を惜しまず仕上げたすりごま「カタギ…

  • 主要メーカー動向=金ごま本舗 「金ごま油」注力(2017.12.06)

     ●フレンチともコラボ

     金ごまをメーンに展開する金ごま本舗は、よりすぐりの原料ごまを遠赤外線で焙煎し、原料原産地を業界に先駆けて表示するほか、おいしさと安全・安心を兼備したこだわりの商品構成が特徴だ。消費者との接点も積極…

  • 主要メーカー動向=みたけ食品工業 「燻製ごま」好評(2017.12.06)

     ●スモーク風味手軽に味わう

     みたけ食品工業は、ごま、上新粉、麦茶、きな粉、白玉粉、漬材、各種製菓材料を扱い、ごま製品では「有機いりごま」「有機すりごま」「いりごま」「すりごま」「国産いり胡麻」「旨みねりごま」などがある…

  • 主要メーカー動向=オニザキコーポレーション 杵つき製法「つきごま」普及へ(2017.12.06)

     【九州】オニザキコーポレーションは創業1956年で、今年で61周年を迎える。

     もともとは、ごまを販売する商店から始まっている。口コミで評判が広がり、通販事業がスタートした。その後、法人向けにも事業を展開するようになった…