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加工ごま特集2018.12.19 11810号 04面

原料高騰で値上げ 大手、相次ぎ発表 来年2月から5~12%

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2018.12.19 11810号 04面


 主産地の減産や世界的な需要増で、原料相場が高騰。物流費や燃料費、包材などのコストもかさみ、メーカーは値上げに動いている。市場環境は野菜高や天候不順が響き、特に家庭用が苦戦。業務用もドレッシングや惣菜用途などに影響したが、秋以降は野菜相場が落ち着き、消費は回復傾向にある。(三井伶子)

 夏場の天候不順や北海道胆振東部地震などの影響で野菜の相場上昇が続き、食品ごまの販売は単月の売上げにバラツキが見られたが累計ではプラスに転じたメーカーが多い。11月上旬にごまの健康報道があり、瞬間・・・
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     金…

  • 主要メーカー動向=オニザキコーポレーション 「胡麻せんべい」拡販(2018.12.19)

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     ●展示会でアピール

     みたけ食品工業は、さまざまな農産加工品を扱う中で、ごまは売上げに占めるウエートが高い。「いりごま」「すりごま」「有機いりごま」「有機すりごま」「国産いり胡麻」「旨みねりごま」などがある。

  • 主要メーカー動向=豊年屋 NB成長に手応え 独自価値創出に注力(2018.12.19)

     【長野】豊年屋の上半期(19年5月期)の売上高は前期比で約8%の伸び。「堅調が続く国産ごまや市場認知度が上がっている長野県産の『信州ごま』など、全体的にベースアップした。中でも、いりごま、すりごま、練りごまといった家庭用NBアイテム…

  • 主要メーカー動向=かどや製油 上期、販売量大きく伸長(2018.12.19)

     かどや製油の今期第2四半期食品ごま事業は、カタギ食品子会社化もあり、販売数量を大きく伸ばした。金額ベースでの売上げは前年の約25億円から約45億円に拡大し、約80%増。通期では90億円の大台を見込み、多彩な活性化策を予定。一方で原料…

  • 主要メーカー動向=金ごま本舗 直営店「金ごま焙煎所」開店(2018.12.19)

     【関西】金ごま中心に展開するこだわりの加工ごまメーカーの金ごま本舗。百貨店での催事販売中心に、消費者との接点を積極的に持つ中で10月、大阪・難波にオープンした新商業施設内に、オーダー焙煎を訴求する全く新しいごま専門店「金ごま焙煎所」…

  • 主要メーカー動向=真誠 新商品、順調に拡大(2018.12.19)

     ●前年並み着地へ

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  • 主要メーカー動向=波里 練りごま拡大(2018.12.19)

     ●「濃厚なめらかねりごま」ラインアップ

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  • 主要メーカー動向=北村商店 顧客要望に応じた商品を(2018.12.19)

     【関西】北村商店は大阪・天満の老舗乾物問屋。多様な乾物を取り扱う中で、量・金額ともに加工ごまが主力商品群となっている。業務用を中心に販売し、長年の産地との取組みの中で顧客ごとの要望に応じた原料・加工方法で提供し、着実に売上げを拡大さ…

  • 主要メーカー動向=和田萬 有機や国産の商品化加速(2018.12.19)

     【関西】和田萬商店は10月1日、代表取締役社長に和田武大(たけひろ)専務が就任した。同時に社名も和田萬に変更し、新スタートを切った。

     社名変更について和田社長は「創業以来ごま一筋に商売してきて、よりメーカー色を打ち出す…

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     マコトの18年3~10月ごま販売は、自然災害や野菜高などの影響で単月売上げにバラツキが見られたが、累計ではプラスに転じた。11月初旬にごまの健康報道があり、瞬間的に売上げが跳ねた。商品では今年パッケージリニューアルしたスタンドパウチ…

  • 主要メーカー動向=ゴマヤ FSSC22000取得(2018.12.19)

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     FSSC220…