日本食糧新聞 電子版
Twitter
Facebook

ワイン特集2017.12.06 11629号 06面

踊り場脱却へ道筋探る 価値競争へ転換急ぐ 分かりやすさを追求

印刷
Facebook
2017.12.06 11629号 06面

日本ワインの原料となるブドウ。良質なブドウから高品質な日本ワインが造られる
日本ワインの原料となるブドウ。良質なブドウから高品質な日本ワインが造られる

ワインの熟成樽。複雑な味わいを与える
ワインの熟成樽。複雑な味わいを与える

 ワイン市場が踊り場を迎えている。メーカー、インポーターは間口拡大を重要課題と位置付け、ワイン本来の価値である産地や品種、ブランドストーリーといった多様性を消費者に分かりやすく提案している。500円前後のチリ産ワインが拡大したことで、店頭で低価格化が進行。付加価値提案による単価アップも各社共通の課題で、価格から価値競争への転換を加速させる。踊り場脱却へ向け、チリ産低価格ワインに次ぐ、消費を押し上げる新たな一手が求められる。(岡朋弘)

 15年までのワイン消費量は4年連続で過去最・・・
[全文は電子版会員登録を]

特集その他の記事

  • ワインバーやショップ、セミナールームを併設するビジターセンター 本坊酒造、「マルス穂坂ワイナリー」落成 地域農業・観光に波及効果(2017.12.06)

     本坊酒造は11月28日、山梨県韮崎市穂坂町に「マルス穂坂ワイナリー」をオープンした。韮崎市が穂坂町で進める複合観光構想「赤ワインの丘プロジェクト」の中核施設として、「ブドウ農家のモチベーションを高められるようなワイナリーにしていきた…

  • 各社の動向=メルシャン 日本ワイン育成強化(2017.12.06)

     ●消費者との距離縮める

     メルシャンは日本ワインの育成を強化する。高付加価値の日本ワインを将来ワイン事業の中核を担う分野と位置付け、原料ブドウの調達や消費者との接点拡大に努めている。日本ワイン独自の価値を訴え、固定客(フ…

  • 各社の動向=アサヒビール 「アルパカ」150万ケースへ(2017.12.06)

     ●国産の中価格品拡大を

     アサヒビールのワイン事業は17年、輸入ワイン市場で売上げ容量ナンバーワンのチリ産ワイン「サンタ・ヘレナ・アルパカ」のさらなる拡大を目指す。年間の販売は前年比5.6%増の150万ケース(750ml…

  • 各社の動向=サッポロビール 多彩な切り口が奏功(2017.12.06)

     ●重点の4ブランド好調

     サッポロビールは高級ワインの販売が好調だ。日本ワインと輸入ワインから育成を進めている重点4ブランド「ラグジュアリー4」の多彩な切り口での提案が奏功。引き続きデイリーワインと両軸で、商品特徴を前面…

  • 各社の動向=キッコーマン 「酵母の泡」提案加速(2017.12.06)

     ●和食との好相性前面に

     キッコーマンは、発泡性の日本ワイン「酵母の泡」の提案を加速する。1~10月は前年比2桁増と好調で、引き続き和食との好相性を前面に打ち出し、さらなる拡大を図っていく。高品質な味わいと値頃な価格設定…

  • 各社の動向=日本酒類販売 自社輸入品浸透図る(2017.12.06)

     ●「ミルーナ」 チリ産と差別化を

     日本酒類販売は、自社輸入のエージェントワインの提案を加速する。量販店では有機やコストパフォーマンスの高いイタリア産ワインを手に取りやすい付加価値品として提案。レストラン業態には、中高価…

  • 各社の動向=伊藤忠食品 スパークリング注力(2017.12.06)

     ●「ミオネット」2020年までに年20万本を計画

     伊藤忠食品のワイン事業は、オリジナル商材のスパークリングワインを重点強化する。国内スパークリングワイン市場の伸長が今後も見込まれる中、販売好調な「ミオネット」と新ブラン…