日本食糧新聞 電子版
Twitter
Facebook

プロテイン・高タンパク質商品特集2018.05.30 11707号 06面

シニア、女性取り込み急成長 市場は10年前の約3倍

印刷
Facebook
2018.05.30 11707号 06面

食品SMもプロテインや関連製品の売場を拡大し始めた
食品SMもプロテインや関連製品の売場を拡大し始めた


 プロテイン(タンパク質)関連市場が活況を呈している。従来、プロテインはアスリートなど限られた層向けのニッチな市場だったが、昨今は体力を維持したい高齢者層やボディメークに励む若い女性などのニーズが上昇。今後もタンパク質の重要性に関する意識や認知度の高まり、東京五輪開催に向けてスポーツへの関心が強まることなどで、市場のさらなる成長が見込まれている。そうした機運を背景に、今春は食品メーカー各社が新商品の投入やブランド強化へ努めているほか、卸・小売業も新たな健康需要の取り込みへプロ・・・
[全文は電子版会員登録を]

特集その他の記事

  • プロテイン摂取実態 「ザバス」82.7%認知度トップ(2018.05.30)

     TPCマーケティングリサーチが定期的にプロテインを摂取している20~70代の男女620人を対象に行った調査によると、商品認知度は明治の「ザバス」が出現率82.7%で最大だった。また若年・中年層はダイエットを目的に、高年齢層は「衰え防…

  • 厚生労働省基準 1日の摂取量は男性60g、女性50g(2018.05.30)

     筋肉をはじめ骨や歯、髪、爪、血管など人体の重要な部分を構成するタンパク質は毎日代謝されるため、たとえ全く運動しない人であっても1日に体重1kg当たり1gの摂取(60kgの人であれば60g)が必要とされる。

     厚生労働省が…

  • 枝川和佳子 MD統括部ヘルス&ビューティMDチーム担当課長 伊藤忠食品・枝川和佳子氏に聞く(2018.05.30)

     ◇「アスレチックフード」市場育成へ仕掛け 卸の調達力・編集力で“タンパク質をよりカジュアルに”

     ヘルス&ビューティー(H&B)分野の提案力に定評のある伊藤忠食品は今期、「アスレチックフード」と称したプロテイン(タンパク…

  • メーカー動向=ソライナ 植物性素材に特化(2018.05.30)

     ソライナ(兵庫県神戸市)は植物性素材をベースにしたスポーツ・ニュートリションのメーカー。アスリートの競技能力向上と、高度なパフオーマンスを支える健康を「食」でサポートする商品およびサービスを提供している。人工甘味料や合成着色料を用い…

  • メーカー動向=アサヒグループ食品 非購入層向け展開(2018.05.30)

     アサヒグループ食品は、サプリメントブランド「ディアナチュラ」シリーズから、初のプロテインパウダー商品として、「ディアナチュラアクティブ ホエイプロテイン カフェオレ味」「同ソイプロテイン ソイミルク味」を2月26日に発売。

    <…
  • メーカー動向=松岡水産 サラダサーモン冷蔵庫常備品目指す(2018.05.30)

     松岡水産(千葉県銚子市)は、健康イメージの強い鮭を原料に使った「サラダサーモン」シリーズを昨年7月から展開。高タンパク・低糖質の商品特性、添加物の使用を最小限にとどめた素材感などが昨今の市場のニーズにマッチし、今年に入って大幅に売上…

  • メーカー動向=ストロングハート 目的別に3種揃える(2018.05.30)

     H&B分野を主体にオリジナルの企画・開発力に強みを持つストロングハート(東京都港区)は、高タンパク質・高食物繊維にギルトフリーの要素を付加した「ストロング・バー」を今秋から新発売する。運動後の筋肉の回復や女性のしなやかな体作りなど、…

  • メーカー動向=イート・ラボ 手軽にプロテインを(2018.05.30)

     オーストラリア産の食品・雑貨などの輸入販売を手掛けるイート・ラボ(埼玉県新座市)は、大豆原料のプロテインバー「スリムシークレット」を国内市場で展開。「美ボディのためのプロテインを美味しく手軽に」をコンセプトに、ダイエットやトレーニン…

  • メーカー動向=アンファー 女性寄り添う一品(2018.05.30)

     「スカルプD」をはじめとするエイジングケア製品に強みを持つアンファーは、企業スローガンである“予防医学”に基づき昨年から食品市場へ参入。健康的な付加価値を高めたブランド「Dr.'s Natural recipe(ドクターズナチュラ…

  • メーカー動向=プリマハム サラダチキン幅広い形態で訴求(2018.05.30)

     プリマハムは今期、好調なサラダチキンのバリエーションを拡充している。通常のブロック以外にスライス、スティック、使い切りと幅広い形態をラインアップ。売場面積を増やすとともに食べ方やメニュー提案で幅広い購入層へ定着を図る。

  • メーカー動向=丸大食品 ワンハンドタイプ提案も(2018.05.30)

     【関西】健康志向の高まりで低カロリー・高タンパク質商品が年齢を問わずニーズの高い商品になっている。サラダチキン市場は18年予測(富士経済情報)で286億円(前年比6%増)に拡大すると見られている。

     丸大食品のサラダチキ…

  • メーカー動向=マルコメ 「ギルトフリー」で加速を(2018.05.30)

     味噌のトップメーカー、マルコメが展開する「ダイズラボ」シリーズは、大豆ミートや大豆粉の家庭用・業務用アイテム。15年春のスタート以降、順調に市場定着が進んでいる。

     「『ギルトフリー』の視点で、さらにニーズを広げていけれ…

  • メーカー動向=味の素社 栄養食品事業強化を推進(2018.05.30)

     味の素社の取組みは、タンパク質・アミノ酸栄養食品事業の強化の一環に当たる。プロテイン市場は年率10%増の伸びと見ている。

     アスリートやスポーツ愛好者向けのアミノ酸・プロテイン含有食品「アミノバイタル アミノプロテイン」…

  • メーカー動向=カネギ東海フーズ サラダフィッシュで新規開拓(2018.05.30)

     【中部】静岡県焼津市に本社を構えるカネギ東海フーズは、「本当の美味しさは素材本来の味を引き出すことで生まれる」という考えのもと、無着色、無添加、無香料を掲げ、素材の買付けから販売までを一貫して行う水産加工メーカーだ。取扱商品の中で目…

  • メーカー動向=丸善 PROFITシリーズラインアップ増強(2018.05.30)

     魚肉ソーセージや「チーかま」など珍味・おつまみ分野に強みを持つ丸善(東京都台東区)は、高タンパク質な鶏のささみを原料にしたシリーズでヒットを飛ばしている。とりわけ1品で22gの豊富なタンパク質が摂取できる「PROFITささみプロテイ…

  • メーカー動向=森永乳業 乳の力で健康貢献(2018.05.30)

     森永乳業は乳タンパク質の新しい価値を提案する飲料「おいしいたんぱく生活はちみつレモン味」「同ヨーグルト風味」を4月から発売した。乳タンパク・シールド乳酸菌・クエン酸の三つの素材で、疲れや風邪に負けないカラダ作りを応援。ファミリー層を…

  • メーカー動向=ニチレイフーズ 冷食新需要へ挑戦(2018.05.30)

     “いつもの食卓に、お肉料理をパッと出せるという暮らしを新提案!”のコピー通り、冷食大手ニチレイフーズが3月発売した「切れてる!サラダチキン」は、多忙な共働き世代の食と健康をサポートすべく開発された。どんな料理にも使いやすい便利な食肉…

  • メーカー動向=SEETHESUN ゼンミート多様な志向に対応(2018.05.30)

     森永製菓グループの新領域事業を担うSEETHESUN(シーザサン・神奈川県葉山町)は、大豆と玄米を原料に使った植物性肉「ZEN MEAT(ゼンミート)」の展開に注力している。

     100%植物性原料ながら肉そのものの見た目…

  • メーカー動向=一正蒲鉾 「サラダフィッシュ」好調(2018.05.30)

     一正蒲鉾は水産練り製品の新カテゴリー戦略として、業界に先駆けて17年春に「サラダフィッシュ」2品(プレーン・バジル)を発売した。新たな消費層の掘り起こしに向け、主食ともなるサラダ惣菜のメーン素材として開発。店頭配荷も順調で、メディア…

  • メーカー動向=日本ハム 食べ切りサイズで差異化(2018.05.30)

     【関西】SCIデータを見るとサラダチキン市場は急速に拡大し、16年から17年にかけて2倍以上に伸長している。購入層を分析すると、ハム・ソーセージとは異なり、若い女性だけでなく、男性やシニア層までターゲット層は非常に幅広くなり、今後も…

  • メーカー動向=伊藤ハム 「おいしさ」最優先に開発(2018.05.30)

     【関西】12年から17年のサラダチキンの伸長率は、年平均約2倍で推移し、市場は拡大傾向にある(マクロミルQPRデータ)。伊藤ハムは、今後の伸長率は鈍化するが、新しい形態、フレーバー、食べ方提案などで、まだ維持拡大可能と見ている。

  • メーカー動向=日清ファルマ 「ウィグライ」販売強化(2018.05.30)

     日清製粉グループの日清ファルマは、アスリートや健康的に運動を楽しむ人に向けたサプリメント「ウィグライ」シリーズの販売を強化する。同製品は吸収性に優れたグルタミンを多く含み、スポーツ後のコンディションを整える製品だ。自社通販サイトを活…

  • メーカー動向=明治 「自分ごと化」で市場拡大(2018.05.30)

     明治は、1980年に誕生した「ザバス」で、日本のプロテイン市場をリードしてきた。最近は、プロテインの「自分ごと化」戦略を進め、コアユーザーの拡大とライトユーザーの獲得にも積極的に取組み、プロテイン市場の裾野拡大に挑戦する。「ザバス」…

  • 小売業の取組み 販売強化、健康軸の新たな切り口(2018.05.30)

     ●H&B多様化などで市場成長は有望

     小売業各社は健康軸の新たな切り口として、プロテイン(タンパク質)の販売を強化。今後もライフスタイルの多様化やH&Bのニーズの高まりを背景に、成長を続ける有望な市場との見方が強い。ライ…

  • 竹下太氏(左)と井上修一氏 小売業の取組み=ライフコーポレーション「ビオラル靱店」(2018.05.30)

     ●プロテイン関連新規導入

     ライフコーポレーションとしては初となる新業態(ナチュラル系スーパーマーケット)「ビオラル靭店」では、健康基軸商品の強化の一環として、「プロテイン・高タンパク質商品」を拡充している。販売は好調に…

  • 鳥谷悠見氏 小売業の取組み=伊勢丹新宿店「ビューティアポセカリー」(2018.05.30)

     ◇化粧品MD統括部化粧品営業部アシスタントバイヤー・鳥谷悠見氏に聞く

     伊勢丹新宿本店本館の地下2階に位置する「ビューティアポセカリー」は、世界100ヵ国以上のナチュラルなコスメやフードを揃える“美と健康のテーマパーク”…

  • CVSでも定番化したサラダチキン 小売業の取組み=サラダチキン CVS、定番化と具材活用(2018.05.30)

     ●SM、メニュー提案も

     小売の売場で高タンパク質食品といえば、「サラダチキン」が代表的な商品に成長し、市場も拡大している。コンビニエンスストア(CVS)ではパウチ惣菜の定番商品として定着し、ファストフードや惣菜の具材と…

  • 原料供給からみる日本市場の動向 乳由来タンパクの輸入急増(2018.05.30)

     ●健康志向の高まりや五輪開催など背景に

     乳由来のタンパク質原料は、そのほとんどを輸入に頼っている。WPCといわれるホエイタンパク濃縮型素材は、チーズ製造の副産物であるホエイが原料のため、チーズ生産地域の米州、欧州、オセ…

  • 原料供給からみる日本市場の動向=米国 アメリカ乳製品輸出協会(2018.05.30)

     アメリカは世界最大の生乳生産国で、米国内の需要を満たしても余りあるほど豊富な乳資源を持つ。ホエイタンパクの輸出量は世界第1位で、日本への輸出量も近年急増。日本市場での乳タンパク普及を図るアメリカ乳製品輸出協会(USDEC)日本事務所…

  • 原料供給からみる日本市場の動向=NZ フォンテラジャパン(2018.05.30)

     日本は、乳由来タンパク質原料の40%をニュージーランド(NZ)から輸入している。その大きなシェアを占めているのがフォンテラジャパンだ。同社は、世界的なプロテインの需要増が日本にも影響し、今後3年間で急増・定着すると予想。成長性が高い…

  • 「鶏モモ肉200g+牛赤身肉のレアハンバーグ150g」の玄米セット2280円(税抜き) 外食市場にみるトレンド=TANPAC「筋肉食堂」(2018.05.30)

     ●時代が求める高プロテイン・低カロリー料理 キレイな体づくりにも最適

     高プロテイン(=高タンパク)の健康メニューが今、注目されている。「高プロテイン」と聞くと、かつては筋肉トレーニングに励むマッチョ男子やアスリートたち…