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鍋物調味料特集2017.10.13 11604号 08面

鍋つゆ商戦、好スタート 平年環境で大幅拡大か

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2017.10.13 11604号 08面


 鍋物は親族や友人と食卓を囲める冬の人気メニューだ。最近では1人鍋や2人前の鍋レシピも浸透し、春夏でも食シーンが拡大。関連調味料は悪環境の中、小分けや汎用提案で規模を増している。今冬の気温予報は全国が平年並みで東北以北がやや高い。10月初旬に記録的な暖かさもあったが、8~9月の出足はおおむね順調だ。健康バランスに優れたメニュー価値の本領発揮が期待される。(吉岡勇樹)

 ●焦点は小分けとプレミアム浸透

 鍋物調味料で最大規模を占める味付け鍋つゆは、前3月期、前年比微増で着地したとみ・・・
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特集その他の記事

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  • 主要メーカー動向=日本丸天醤油 専用粉末でかけそば(2017.10.13)

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     【関西】ヒガシマル醤油は、今秋の新商品として新和風ペースト調味料「ねりッチ」を発売した。「しょうゆ白湯だし」と「みそ豚骨だし」が揃う同商品の発想の起点は鍋つゆ。しかし、鍋だけでなく焼そばなどの炒め物…

  • 主要メーカー動向=シマヤ 鍋・おでん提案に注力(2017.10.13)

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     【関西】シマヤは「こんぶだしの素」「焼きあごだし」を活用した鍋・おでん提案に力を入れる。今シーズンもエリア限定で1本増量企画を展開し、「こんぶ」のパッケージ表面では鍋…

  • 主要メーカー動向=紀文 手作りユーザー訴求(2017.10.13)

     ●クックパッドと連携で

     紀文は秋冬の鍋物商戦に向け、おでん・鍋料理の食卓での登場頻度アップに向けたPR活動と商品展開に注力している。

     商品面ではおでん・鍋具材のラインアップ強化に加え、常温・即食タイプのご…

  • 主要メーカー動向=エバラ食品工業 「プチッと」に新40ml(2017.10.13)

     ●全9品をラインアップ

     エバラ食品工業の前期家庭用鍋物調味料群の販売実績は、前年比4.5%減の111億9300万円で着地した。前期は天候不順による野菜高の影響で市場が厳しい中、「すき焼のたれ」や「プチッと鍋」をはじめと…

  • 主要メーカー動向=ヤマキ 前年超え好スタート(2017.10.13)

     ●豚しゃぶ野菜鍋つゆ、大幅に拡大

     ヤマキは鍋つゆの店頭導入率で前年実績を超え、好スタートを切った。「軍鶏系地鶏だし塩鍋つゆ」は売上げを毎年伸ばし、「豚しゃぶ野菜鍋つゆ」も大幅に拡大して支持された。新商品の「こくだし味噌…

  • 主要メーカー動向=味の素社 前年比2桁増目指す(2017.10.13)

     ●「鍋キューブ」独自性アピール

     味の素社は、本格期に入った鍋つゆの素商戦で、8個入りパウチ「鍋キューブ」の独自性を強く打ち出していく。キューブ1個が1人分で食べる人数に応じて作る量を調整でき、軽くて買い物も楽、手間が掛…

  • 主要メーカー動向=盛田 生鮮とのクロス強化(2017.10.13)

     ●国産素材鍋つゆシリーズ第3弾2品投入

     【関西】盛田は、国産素材鍋つゆシリーズの第3弾として「国産名古屋コーチンうまだし鍋つゆ(600g、パウチ・税抜き400円)」と、西日本地区限定の「阿波尾鶏スープ塩鍋つゆ(750g…

  • 主要メーカー動向=創味食品 「シャンタン鍋」PR(2017.10.13)

     ●「創味シャンタン」「創味のぽん酢」家庭用拡販図る

     【関西】創味食品は今期秋冬、「創味シャンタン」と「創味のぽん酢」の家庭用2品に注力して拡販を進める。「創味シャンタン」シリーズ(缶、チューブ、粉末タイプ)では、前年比…

  • 主要メーカー動向=モランボン 「熟成の旨み」を訴求(2017.10.13)

     ●キムチチゲ用スープ共通コンセプトに

     モランボンは今期の鍋物商戦に向けて生鮮3部門を横断して「キムチチゲ用スープ」を刷新した。「キムチチゲ用スープ」全商品にわたり「熟成の旨み」を共通のコンセプトとして訴求する。同社では…

  • 主要メーカー動向=にんべん プロモーション順調(2017.10.13)

     ●「しゃぶしゃぶ」「すき焼」高級路線進める

     にんべんは小分け鍋つゆの「世界を旨くする鍋スープ」で通期、速水もこみちを起用した、販促策を続けている。レシピコンテストの応募数を伸ばすなどプロモーションは順調。発売2年目で浸…

  • 主要メーカー動向=Mizkan 今上期は2桁増推移(2017.10.13)

     ●基盤支える事業へ成長

     Mizkanの鍋つゆ商品は好調だ。16年度は、つゆ・なべつゆが前年比2.7%増、ぽん酢2.3%と国内事業を家庭用食酢と同時にぽん酢・鍋つゆが、グループ基盤を支える事業として着実に成長した。ストレ…

  • 主要メーカー動向=桃屋 漬物野菜での鍋提案(2017.10.13)

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     桃屋は今秋、「キムチの素」を使った大根漬けのカクテキを提案している。大根、白菜、キャベツのキムチ漬けとともに、同じ野菜を使ったキムチ鍋を提案。ノン・ライトユーザーにまず、イメージしやすい…

  • 主要メーカー動向=ヤマサ醤油 「極鍋」「巧鍋」が好評(2017.10.13)

     ●ほかにない味わい支持

     ヤマサ醤油が8月22日に発売した「極鍋(きわみなべ)昆布だし鍋つゆ醤油」「巧鍋(たくみなべ)旨辛肉鍋ゆ」「白みそ肉鍋つゆ」が好評を博している。味わいと包装がほかにないと支持され、新商品で従来にな…

  • 主要メーカー動向=キッコーマン食品 「Plus鍋」に勢い(2017.10.13)

     ●「しぼりたて生ぽん酢」高付加価値化を

     キッコーマン食品は1食小分けの「Plus鍋つゆ」の導入店を増やし、好調な出足を切った。前3月期は主力の「贅沢だしがおいしい」シリーズが伸びて2桁成長。今期はさらに勢いを増した。ぽ…

  • 活躍する九州鍋スープ企業群=マルヱ醤油 玉ネギの甘みを生かす(2017.10.13)

     ●チキンベース「オニオン鍋スープ」

     マルヱ醤油は鍋物調味料商品が順調に育成されてきた。レトルト設備投資も初年度からは2回にわたる増強を行い、フル生産状態が続いている。商品ラインアップも現在、全9商品を持ち、流通側の要望…

  • 活躍する九州鍋スープ企業群=ニビシ醤油 和風鍋シリーズ新発売(2017.10.13)

     ●学生アイデアとのコラボ商品

     ニビシ醤油は昨年には鍋物調味料の商品デザインを全面的に変更したが、引き続き、強化分野のひとつとして今期商戦に臨む。現在、通常の720g10アイテムを持ち、今年も2品の新商品を発売した。

  • 活躍する九州鍋スープ企業群=ダイショー 約70アイテムの商品群(2017.10.13)

     ●少人数世帯・シニア層を対象に

     ダイショーでは九州独特のテイストである「もつ鍋スープ」からスタートし、今では鍋物スープ商品群で全国トップクラスの業績を誇り、成長分野となった。

     現在、食品スーパー(SM)を…

  • 活躍する九州鍋スープ企業群 醤油・味噌の強み発揮 しのぎ削る(2017.10.13)

     【九州】九州地区は鍋スープ市場を先導したダイショーが存立する。同社はブームともなった「もつ鍋スープ」を開発し、同市場の拡大に寄与した。

     全国的には角界の「ちゃんこ鍋」がそれまでの主役だったが、九州博多では「水炊き」も郷…

  • 活躍する九州鍋物関連商材=マルタイ「お鍋にラーメン」 鍋物料理を活性化(2017.10.13)

     ●学生アイデアとのコラボ商品

     マルタイでは創業の礎である棒状ラーメンが発売して58年となり、超ロングセラー商品となっている。発売当初、「食堂で食べるラーメンの味を手軽に家庭で」として商品化された。

     そのノ…

  • 活躍する九州鍋スープ企業群=チョーコー醤油 上質化商品に位置づけ(2017.10.13)

     ●ギフト商材としての展開も

     チョーコー醤油では一昨年から鍋つゆ市場に参入し、現在、4アイテムを揃えている。基本は醤油や味噌、つゆなどの商材と同様、上質化商品として位置付けだ。本醸造丸大豆醤油を使用し、化学調味料無添加商…

  • 活躍する九州鍋スープ企業群=富士甚醤油 「ゆずのめぐみ」追加(2017.10.13)

     ●「生ぽん酢」シリーズ 国産ユズ果汁に本醸造醤油

     富士甚醤油は昨年、鍋物調味料のラインアップをさらに充実させ、「もつ鍋個食」シリーズを発売し、少人数家族に対しての商品化を進めた。

     同品は1人前から鍋が作れ…

  • 活躍する九州鍋スープ企業群=宮島醤油 「博多水炊き」関東での導入活性化(2017.10.13)

     ●主力は「醤油屋の鍋スープ」

     宮島醤油の主力アイテムは「醤油屋の鍋スープ」で自社の醤油、味噌を使用した商材を強調し、「醤油屋」という名称を冠している。

     720gの標準タイプを中心にした「博多もつ鍋スープ(…