胃心伝真=国際緊張と交流

総合 コラム 2020.01.20 11999号 01面

 米国とイランの緊張は食品業界にも影響を与えつつある。イラン産のクミンなどは米国の経済制裁強化で調達が困難となっている。一方で日本国内は東京2020大会などを控えていることもあり、ハラール対応の外食店や食品が増えておりイスラム系への食の理解が進んでいる▼また近年は日本の加工わさびメーカーなどが中東やアフリカへの進出を狙い、ドバイで毎年行われる食品総合展示会「ガルフード」へ出展するなど、日本のスパイス業界でも中東地域はこれまでになく身近な存在となり始めている▼さらに今年はドバイ

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