大手30社決算トピックス
●アサヒグループホールディングス ビール苦戦、円高響く
アサヒグループホールディングスの19年12月期決算は、国内での夏場の天候不順による酒類・飲料の不振に加え、為替変動がマイナスに作用し減収減益となった。
国内酒類は主力ビール「スーパードライ」のブランド訴求の強化に努めたが、市場全体の縮小に新商品発売の反動が重なり苦戦。「極上〈キレ味〉」が好調だった新ジャンルやRTD、洋酒が伸びたが及ばず国内酒類事業計では3.6%減となった。飲料は「ウィルキンソン」の大幅伸長により事業