新型コロナ:バローホールディングス、ドライブスルー実施 購入商品受け取り

小売 ニュース 2020.05.27 12056号 04面
スタッフから商品を受け取る(バロー提供)

スタッフから商品を受け取る(バロー提供)

【中部】バローホールディングスは5月11日から、ドライブスルーで商品を受け取る「ainoma(アイノマ)ピックアップ」を、SM旗艦店「広見店」(岐阜県可児市)で開始した。同社は「新型コロナウイルス収束後を見据え、まずは需要を見極めていく」としている。

対象商品は生鮮食品、加工食品、日配、冷凍食品、惣菜・パン、日用雑貨など。利用手数料は利用金額税抜き700円以上で1回税抜き200円。利用は専用アプリで会員登録が必要で、午前10時までに注文し、受け取りは同店のピックアップ専用スペースに午後2時から8時の間に来店し、専属スタッフから商品を受け取る。利用は平日のみ。

同社はこれまで、新たなサービスとして、企業や保育所などの事業所向け配送事業「ainoma」を19年7月から開始し、現在は28拠点に配送しているが、コロナ禍で出社できない、事業所と職員駐車場が離れているなどの課題もあり、その対応や新型コロナ後の新たなニーズに応えていく体制を構築していく考えだ。

ドライブスルー方式は小売流通業ではイオンも実施している。(海野裕之)

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