第35回新技術・食品開発賞 革新的な技術開発 新価値創造3品に栄冠

総合 ニュース 2021.12.22 12340号 01面
第35回新技術・食品開発賞選考委員会

第35回新技術・食品開発賞選考委員会

プラズマ乳酸菌シリーズ

プラズマ乳酸菌シリーズ

エネプリン プロテインプラス

エネプリン プロテインプラス

アピノンキーパー Bio+生分解性抗菌鮮度保持包装シリーズ

アピノンキーパー Bio+生分解性抗菌鮮度保持包装シリーズ

 日本食糧新聞社制定、令和3年度「第35回新技術・食品開発賞」選考委員会が1日、食情報館で開催された。ノミネートされた有力候補を対象に厳正かつ慎重な審査が行われ、3品の受賞商品が決定した。

 キリングループが発見したウイルス感染防御の司令塔を活性化するプラズマ乳酸菌で日本において初めてかつ唯一免疫での機能性表示製品「プラズマ乳酸菌シリーズ」(キリンホールディングス)、食が細くなった人でもエネルギーとMCT、タンパク質を無理なく摂取できる食べきりサイズの栄養補助食品「エネプリン プロテインプラス」(日清オイリオグループ)、世界で初めての環境配慮仕様トリプルハイブリッド(バイオプラ+生分解+抗菌鮮度保持)樹脂「アピノンキーパー Bio+生分解性抗菌鮮度保持包装シリーズ」(モアディバイス)の3品を満場一致で決定した。

 「新技術・食品開発賞」は、すべての食品や食品素材の先端技術を対象として食品界で新分野を開拓、新しい発展成長の原動力となり、その技術に対する評価を顕著に高めることになった製品・素材を表彰している。

 〈選考委員〉▽委員長=岩元睦夫農林水産省農林水産技術会議元事務局長▽委員=阿部啓子東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授、五十部誠一郎日本大学生産工学部教授、上田要一日本食品添加物協会参与、久保田紀久枝お茶の水女子大学名誉教授、谷口肇石川県立大学名誉教授、堀田国元機能水研究振興財団理事長、松本隆志東京海洋大学学術研究院食品生産科学部門教授、今野正義日本食糧新聞社代表取締役会長CEO

 ◆新技術・食品開発賞(社名五十音順)

 ・「プラズマ乳酸菌シリーズ」 キリンホールディングス

 ・「エネプリン プロテインプラス」 日清オイリオグループ

 ・「アピノンキーパー Bio+生分解性抗菌鮮度保持包装シリーズ」 モアディバイス

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