3月CVS売上高、客数減の影響大

小売 統計・分析 2020.04.29 12045号 12面

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の20年3月度のCVS(コンビニエンスストア)統計によれば、既存店売上伸び率は前年同月比5.8%減と3ヵ月ぶりで前年を下回った。新型コロナウイルスの影響で外出自粛や在宅が増え、客数が同8.2%減と大幅に下落したため。

客単価は同2.5%増と前年を上回ったものの、客数減をカバーできなかった。全店ベースでも5.5%減で6ヵ月ぶりで前年割れだった。

主要6チェーンの既存店売上高も低調だった。セブンイレブンが同3.2%減、ファミリーマート同7.6%減、ローソン同5.2%減、ミニストップ同2.1%減、ポプラ同10.9%減、スリーエフ同1.4%減と前年割れだった。とりわけ客数の下落幅が大きかったのはポプラが同12.7%減、ファミリーマートが同10.1%減と2桁の前年割れで苦戦した。

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