8月度主要小売企業販売 都市部SMの伸び大 百貨店苦戦続く
8月度の主要小売企業の販売動向は、百貨店の苦戦が続く一方、SM(食品スーパー)とドラッグストア(DgS)が前月よりも上げ幅を広げた。新型コロナウイルスの影響で内食需要の増加が続いているほか、お盆の帰省自粛で都市部のSM企業の伸びが大きかった。DgSも堅調を維持している。
主要4社の百貨店の8月の売上高は、前年比20~30%台の下落で、7月よりも下げ幅をやや悪化した。新型コロナウイルスの感染再拡大で客足に響いた。GMS(総合スーパー)も同様で、イオン