9月全国百貨店売上高、前月より下げ幅縮小

小売 統計・分析 2021.11.03 12317号 08面

 日本百貨店協会がまとめた21年9月の全国百貨店食品売上高は879億6047万円、店舗調整後で前年比1.0%減と下げ幅を前月より5.1ポイントも縮小した。惣菜が3.5%増とけん引したほか、菓子も0.9%増だった。東京地区の食品は8.1%増と大きく前年を上回った。全国百貨店の食品を含む総売上額は3188億円、4.3%減だった。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置で主要顧客の外出自粛などが影響した半面、感染者数が減少するのに伴い、中旬以降は売上げ・集客ともに一部回復傾向も見られた。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介