データで読み・解き・探る食の今：22年5月度販売動向
5月度の小売業の販売動向は業態間で明暗がより鮮明になった。大型連休などで外出の機会も増え、人流がさらに活発化して百貨店とショッピングセンター（SC）が前月より上げ幅を広げた一方、食品スーパー（SM）や総合スーパー（GMS）の食品は前年割れで内食需要も落ち着きを見せた。コンビニエンスストア（CVS）も行楽需要などで堅調、ドラッグストア（DgS）はプラスも上げ幅を前月より縮めた。（山本仁）
●団体・生協統計＝百貨店・SC上げ幅拡大
5月度の小売業界団体、生協の統計は百貨店
