缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:瓶詰動向=ジャムは付加価値化 値上げ響く海苔佃煮

びん・缶詰 特集 2018.09.14 11763号 09面

 瓶詰は17年、主力のジャム、海苔佃煮がともに減産した。両市場で成熟と消費停滞、付加価値化、原価の高値安定が明確になっている。ジャムは健康志向の価値提案が進行。海苔佃煮は価格改定が影響し、前年伸ばした反動減もあって苦戦を余儀なくされている。  ジャムは主用途の食パン需要が堅調。続くヨーグルト消費は長年の成長から高止まりし、全体に影響している。主原料の果物は新興国で需要が増大して高騰した。値上げは13年から始まって浸透。16年から為替高も加わり、コスト高

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