ヤマサ醤油、前12月期は過去最高 「つゆ・鮮度」好調

石橋直幸社長

石橋直幸社長

 ヤマサ醤油(石橋直幸社長)の前12月期業績は過去最高に達しそうだ。外食向けなど業務用の苦戦を家庭用が補った。コロナ対策の調理増で特に「昆布つゆ」が支持され、新商品の「ぱぱっとちゃんとこれ!うま!!つゆ」がヒットした。醤油は常温保存でき、大容量600mlの「鮮度生活」が2桁成長。ほか事業も伸ばして増収増益で着地した。
 決算確定前だが、前期売上高は過去最高だった18年581億円まで戻せそうだ。冷夏などで縮小した前年から回復した、構成比約8割と大半を占め

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