ヤマキ、鰹節の品質を定量・客観評価 IHIと検査装置を共同開発

水産加工 ニュース 2021.03.26 12205号 03面
IHIと共同開発した検査装置、鰹節の目利きという匠の技を再現する

IHIと共同開発した検査装置、鰹節の目利きという匠の技を再現する

 ヤマキは鰹節の品質の定量・客観評価、味のデジタル化を果たす。IHIと光照射による検査装置を共同開発した。3月から実証試験を始め、実用を目指す。
 鰹節に光を照らし、その吸収を機械学習して、各種成分の含有量が推定できる。目利きの熟練技能も人工知能に学ばせる。非破壊、非接触で連続して調べられ、生産工程の全数検査によって高い品質を安定。歩留まり改善にもつなげる。まずは脂肪・水分量を検出し、ほか分析の可能性を検証する。
 IHIはヤマ

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