うまい地野菜:東出雲町 使ってみたいとっておきの野菜

2002.12.02 263号 7面

●津田かぶ

松江市津田地区一帯で栽培されてきた「まが玉状」の赤いカブ。ぬか漬け用であるため、一週間程度干して乾燥させるのが特徴。肉質は軟らかい。

●黒田セリ

黒田とは、江戸期の黒田村の地名による。鍋物に入れたり、ゆでてごまあえにしたりして食べる。

●雲州高麗人参

全生産量の約八割が輸出され、残りがエキスや粉末などの二次加工品として国内販売されている。

●島根西条柿「こづち」

中国地方特有の渋柿で、「こづち」ブランドで県外出荷されている。10月初めから収穫が始まる。

●西条柿の干し柿

東出雲町上意東地区で作られる干し柿は、あんぽ柿よりも乾燥させ、糖度は約五六度にもなる。適度なやわらかさを保ちながら独特の風味をもっている。

◆JAくにびき(くにびき農業協同組合=松江市西川津町、電話0852・55・3000)は松江市と八束郡の一市、七町、一村管内の農産物を、統一ブランド「くにびき」などで販売する。アドレスhttp://www.ja-kunibiki.or.jpでネット通販も行う。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら