エバラ通信:新製品・厨房応援団和風シリーズ 牛丼のたれ/やきとりのたれ
人気のラーメン専門店の「こだわりの味」を簡単に再現できる! 札幌味噌ラーメンブームをはじめ、ラーメンのトレンドをリードしてきたエバラ食品工業(株)が、また新たなラーメンブームの火付け役になりそうだ。このほど、基幹ブランド・ラーメン百景シリーズに「Wスープ仕立て醤油味」と「とんこつ仕立て醤油味」を追加ラインアップした。いずれも豚骨醤油をベースにした話題の新製品だ。
トレンドが目まぐるしく変化するラーメン市場において、根強い人気なのが豚骨醤油だ。
「こだわりの味」を看板にする人気専門店も豚骨醤味を売りにしたものが多い。
新発売の「Wスープ仕立て醤油味」と「とんこつ仕立て醤油味」は、従来にない専門性の強い味を目指して開発された。いずれもお湯割りだけで、専門店に匹敵する複雑な味を再現できる。
「Wスープ仕立て醤油味」は、とんこつスープに和風だしの風味が香る逸品だ。豚がら、鶏がらの畜肉系原料と、サバ、煮干しの魚介系原料を程よくブレンド。また、ニガリを加えて、味に深みを出した。「こっさり」(こってりしていてあっさりもしている)と表現される「ラーメン通好みの味」である。
本来、Wスープとは、専門店で畜肉系のだしと魚介系だしを別々の寸胴で仕込み、お客の注文ごとにそれぞれをブレンドするもの。魚介系だしと畜肉系のだしは煮出す時間が違うので、手間と時間がかかり、専門店だけにできるスープとされてきた。そうした工程を一切省く同製品の登場で、Wスープラーメン人気が一気に広まりそうだ。
なお、つゆそばだけでなく、濃いめに希釈して酢を加え、つけ麺のたれのベースに応用してもおいしい。
「とんこつ仕立て醤油味」は、炒め野菜のうまみを加えた濃厚感のある白濁スープだ。豚がらと鶏がらの抽出エキスをミックスし、さらに豚皮のゼラチンを加えた。玉ネギ、ニンニク、エシャレットなどの香味が効いて後を引くおいしさだ。
とんこつ仕立て醤油味は、ご当地ラーメンの人気メニューのひとつ。ストレートでも十分おいしいが、鶏油を加えて横浜系ラーメンに、同社の「らーめん醤油たれ(こいくち)」を加えて和歌山系にと、少しの工夫でさらに個性的な味に仕上げられる。
どちらのアイテムも話題性抜群。これさえあれば、年末商戦のラーメン戦略は繁盛間違いなしである。
◆「Wスープ仕立て醤油味」/原材料=醤油、ポークエキス、チキンエキス、豚脂、食塩、イリコ、昆布、ほか/荷姿=2キログラム×6/賞味期限=開封前常温8ヵ月
◆「とんこつ仕立て醤油味」/原材料=醤油、ポークエキス、チキンエキス、鶏油、食塩、玉ネギ、ニンニク、エシャレット、ほか/荷姿=2キログラム×6/賞味期限=開封前常温8ヵ月