外食レストラン新聞
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帰ってきた飲食店のための血液型講座

飲食店の数学講座(1)

ドクター・マヒマテック

飲食業界人は数字に弱い!だから数字に強い奴が勝ち残る

飲食店の数学講座(1)飲食業界人は数字に弱い!だから数字に強い奴が勝ち残る

2015/04/06日付 433号13面

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それにしても、飲食業界人は数字に弱い。

わしは、飲食店の数字をわかりやすく解説する、ドクター・マヒマテックじゃ。実は、わしは子どものころ、数学がメチャクチャ弱かったンじゃ。

小学3年生のころ、数学で赤点(当時は五段階評価)をとり、罰として一晩押し入れに入れられたことがある。

真っ暗な押し入れの中で、怖くて泣きじゃくっていたな~。

それ以後も、ずっと数学は苦手科目じゃった。

では、どうして今のように『飲食店の数字がわかるマネジメント』(同友館出版)などという、経営数学の本まで書ける、数字に強い人になれたのだろうか……。

答えは意外と簡単じゃ。ビジネスで使われる数字のある特徴を発見し、そのコツを会得したからじゃ。

ビジネスで使う数字は、『足し算(+)』『引き算(-)』『掛け算(×)』『割り算(÷)』しか使わない。

学校で習った、因数分解、数列、sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)、√(ルート)など、そんな難しい公式は一切無し。

100円の電卓一つあれば、飲食店の数字など全て計算できるのじゃ。

な~ンだ、そうだったのか! と思った読者も多いはず。

もう一つは、“数字で話ができる”ことを習慣にすることだ。

別にこれも、特段難しいことではない。

周りにある数字を、興味を持って覚え、それを話題にし、自分は数字に強いと思い込むことで、滅茶苦茶、数字に強い人に変身できるのだ。

例えば--。

〈うちの店って、昨日の来店客数、45人で昨年比だと、5人少ないけど、売上げは9万円だったね。でも売上げは、昨年より1万円多い。その原因はさ、去年の客単価にあるよ。去年は1600円だったけど、今年の客単価は2000円だもんね。これ、新メニューの「渡り蟹のクリーム・パスタ」が売れて、客単価が400円も上がったせいなのだ……〉

昨年=客数50人×1人客単価1600円=8万円

今年=客数45人×1人客単価2000円=9万円

しかし、数字だけを覚え込むだけじゃだめだ。

数字を覚え、その数字のからくり(関係)を解きほぐさなければならない。

ここで、「考える」という行為が必要になる。

数字に強い人は、数字を覚えて、なおかつ数字で考えている人なのだ。

ワシが数字に強くなったポイントは、この身近な数字を覚え、その関係を考え、原因を分析して、勇気をもって表現し続けたからなのじゃ。

ビジネス数学は、決して難しくはない。

周りは数字が苦手な人ばかり。“数字は難しい”と思い込んでいるだけ。

だから、あなたが数字に強くなれば、あなたは勝ち組のエースじゃ……。

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