夏の冷やし麺特集:バーミヤン「おぼろ豆富の麻辣涼麺」
●5品で冷やし麺市場に攻勢
全国に372店を展開する中華レストランチェーン最大手「バーミヤン」は、昨年に引き続いてGW前の4月第3木曜日から冷やし麺メニューを販売開始した。
第1弾はスタンダードな「七彩の冷し中華」と、新開発の「おぼろ豆富の麻辣涼麺」の2品。
どちらも独自に開発した冷やし麺専用麺で、ソースやスープがよく絡む細ちぢれ麺。2品とも麺220gと圧巻のボリュームで提供し、近年の大盛りメニューブームをたくみに取り入れている。
七彩の冷し中華はハム、キュウリ、トマト、蒸し鶏、椎茸、錦糸卵、クラゲというスタンダードの具材がたっぷり計140gのせている。たれは酸味を利かせた醤油だれと、コクのあるごまだれの2種類から選べて税込み599円。
おぼろ豆富の麻辣涼麺は、中国・四川の青サンショウと唐辛子を使った辛さとコクのある特製ソースを、自家製おぼろ豆腐と冷やし麺のうえにかける、まったく新しいタイプの冷やし麺だ。
今夏は初めての試みとして5種類もの冷やし麺を投入し「冷やし麺ならバーミヤン」を強く打ち出していく。
第2弾は6月後半を予定している。
◆「バーミヤン」経営=(株)すかいらーく/本社所在地=東京都武蔵野市西久保1-25-8/店舗数=344店舗(2012年4月現在)