注目の新商品:テーブルマーク 価値訴求で課題解決

2020.03.02 493号 13面
「PS彩ロール塩レモン(瀬戸内産レモン)」規格=210g×6/冷凍

「PS彩ロール塩レモン(瀬戸内産レモン)」規格=210g×6/冷凍

「PSロールケーキ(チョコバナナ)」規格=200g×6/冷凍

「PSロールケーキ(チョコバナナ)」規格=200g×6/冷凍

「お好み焼き(豚玉)」規格=185g×24/冷凍

「お好み焼き(豚玉)」規格=185g×24/冷凍

「匠のコシ 中華そば(割子)」規格=100g×10個×4/冷凍

「匠のコシ 中華そば(割子)」規格=100g×10個×4/冷凍

 テーブルマークは3月、春季業務用製品9品を、新発売した。新商品の開発コンセプトは「お客さまのニーズを捉えた価値訴求を行うことでお客さまの課題解決を果たす」。トレンドや付加価値を訴求し、人手不足に対応した製品だ。その中から主だった製品を紹介する。

 ●トレンド、華やかさを取り入れるホテルのスイーツビュッフェに

 パティシエレベルのクオリティーでオリジナリティーがあるスイーツが簡単に提供できる「PSロールケーキシリーズ」に、2品が新たに加わり、計10品となった。インバウンド向けにトレンドや見た目の華やかさ、面白さを取り入れた新製品だ。

 「PS彩ロール塩レモン(瀬戸内レモン)」は、鮮やかな黄色のグラデーション生地が初夏の季節感を演出。また、レモンの砂糖漬けを練り込んだスポンジ生地で、瀬戸内産レモンダイス入りの塩レモンソースと、さっぱりとしたレモンクリームを巻き上げた。「PSロールケーキ(チョコバナナ)」は黄色地に濃い茶色の縞模様のスポンジ生地が存在感抜群。チョコバナナクリームを巻き上げ、バナナの甘い香りとコクのあるチョコレートの風味の相性がマッチしている。2品ともフリーカットタイプで、ホテルのビュッフェにお薦め。

 ●油調で時短を可能におかず需要を訴求

 定番人気の「お好み焼き」では、油調で時短調理を可能にした「お好み焼き(豚玉)」を新発売。従来のコンベクション調理だと14~15分かかったが、油調だと5分程度で調理ができる。さらに、従来は豚ばら肉を一枚のせていたのを、豚ミンチ肉を混ぜ込むことで、シェアしやすくした。トッピングでアレンジも可能だ。居酒屋などのおつまみはもちろん、量販店惣菜売場で4等分にカットしてパック販売すれば、お好み焼きのおかず需要を喚起できる。

 ●ゆでのびしにくい使いやすい割子タイプ

 主力の麺では、「匠のコシ 中華そば(割子)」を新発売。インバウンド客の「ラーメンを食べたい」というニーズに応え、10分後でもコシの強さが残る麺を実現した。外国人は、食事に時間をかける傾向が強いため、食事の途中で伸びてしまうこともあるという課題を解決した、食べ終わるまでおいしく、ゆでのびしにくいラーメンだ。また、割子タイプで小盛り、普通盛り、大盛りへの対応も簡単にでき、セットメニューにも最適だ。レジャー施設などのフードコート、居酒屋の締めなどにお薦め。

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