料理マスターズ特集

外食 2020.08.05

 農林水産省が2010年に創設した料理人顕彰制度「料理マスターズ」が19年に記念の第10回を迎え、第1回からの受賞者は合計で73人となった。同顕彰制度を協賛企業とともに民間の立場から支えてきた料理マスターズ倶楽部ではオリンピック・パラリンピック開催と合わせ、21年にまたがる記念イベントを準備していたが、新型コロナウイルスの発生・感染拡大で次々と中止・延期に追い込まれている。営業自粛で飲食業界は大きな被害を受け、料理マスターズが経営する店舗も厳しい試練に立たされている。ウィズコロナ時代に何ができるか、料理人の新たな取組みと料理マスターズ倶楽部のこれからの活動を紹介する。(山田由紀子)