加工わさび特集
加工わさびの22年度はコロナ禍による売上げ減に加え、原料高騰に悩まされる1年となった。各専業メーカーは今春からの価格改定を発表。厳しい状況下での困難なかじ取りを迫られている。家庭用は堅調な状況が続くが、若年層のわさび離れは進み、この対応が長期的な市場拡大には不可欠だ。また原料高騰の長期化が懸念されることなどから、コロナ後を見据えた原料手当てや生産体制の再構築などの動きが進んでいくこととなりそうだ。（高木義徳）
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◆加工わさび特集：若年層へのアプローチ不可欠 コロナ後見据えた動き進む
調味 2022.06.17加工わさびの22年度はコロナ禍による売上げ減に加え、原料高騰に悩まされる1年となった。各専業メーカーは今春からの価格改定を発表。厳しい状況下での困難なかじ取りを迫られている。家庭用は堅調な状況が続くが、若年層のわさび離れは進み、この対応が長期的な市場…続きを読む
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加工わさび特集：業務用 価格改定の浸透急務 求められる新たな施策
調味 2022.06.17業務用の加工わさび市場は新型コロナウイルス拡大で、大きな影響を受けた。わさびは寿司店やそば屋などに加え、居酒屋などの外食やホテル・旅館などでの消費が多いことから新型コロナウイルス拡大の影響を特に強く受けた食品業界の一つといえる。これに加えて、昨年末か…続きを読む
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加工わさび特集：家庭用 コロナ前より市場拡大 山わさび製品ヒットを期待
調味 2022.06.17この3月までの1年間の加工わさびの家庭用市場は、前年の好調の反動がありチューブタイプのわさび全体で前年比3.5％減となった。粉わさびは市場の縮小傾向が止まらず同10.6％減。一方でホースラデッシュは0.8％増と前年を上回った。チューブタイプを3月まで…続きを読む
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加工わさび特集：原料事情 中国産西洋わさび、高騰持続 国産へシフト進むか
調味 2022.06.17加工わさびの原料は、中国産西洋わさびが高騰したことに加え、為替状況の変化、エネルギーコストや中国での人件費増などで専業メーカー各社は、今春以降価格改定に踏み切っている。高騰している中国産西洋わさびは2倍の価格に上昇している。現地での在庫はほぼない状況…続きを読む
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加工わさび特集：首都圏＝業務用市場は回復傾向に
調味 2022.06.17●為替次第ではさらなる価格改定も 首都圏市場の直近1年間は家庭用は堅調に推移し、業務用は外食産業の冷え込みによる影響を受けたが、ゴールデンウイーク前後から感染者が減少傾向に入ったことで回復傾向にある。家庭用市場は、前年度比では減少しているものの、販…続きを読む
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加工わさび特集：長野＝価値循環で生産拡大期待 高いブランド力で需要基盤広げる
調味 2022.06.17国内最大のわさび生産量（水わさび、陸わさびの合計）を誇る長野県。中でも最大産地、安曇野地域の「安曇野わさび」は、加工わさびや漬物類はもちろん、調味料や菓子類などの高付加価値化フレーバーに数多く採用されるなど、高いブランド力で需要基盤を多様に広げている…続きを読む
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加工わさび特集：中部＝農業ツーリズムでも注目
調味 2022.06.17●金印、新たな機能性表示食品を発売へ 中部地区の静岡県は、水わさび（水を利用して栽培されるわさび）の栽培面積・根茎生産量と、わさび（水わさび・畑わさび）の産出額、栽培面積が日本一といわれる。そのわさび栽培が約400年前の江戸時代初期、世界で初めて始…続きを読む
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加工わさび特集：田丸屋本店 アウトドアご飯と好相性「WASABBQ太陽と青空…
調味 2022.06.17●わさびのおいしさ発信 田丸屋本店が21年11月30日に発売した「WASABBQ（ワサビービーキュー）太陽と青空のわさび」＝写真（上）＝が、本格的な需要期を迎えている。わさび、サンショウのさわやかさと、日高産昆布、焼津・枕崎産カツオのうまみに、ニン…続きを読む
