伊藤園、下期「お~いお茶」に注力 圧倒的No.1確立へ
本庄大介社長
伊藤園の上半期(5~10月)は、盛夏シーズンの天候不順や増税による消費減退の影響で苦戦したことを受け、下半期(11月~15年4月)に中核の「お~いお茶」ブランドへ注力することで、巻き返しを図る。「お~いお茶」ブランドの戦略として、製品面のさらなる品質向上を行い、圧倒的ナンバーワンの確立を目指す。加えて、“緑茶飲料発売30年”キャンペーンなど15年の年初からスタートダッシュをかけ、春夏に向けて広告・販促活動など、積極的に展開していく方針だ。(久保喜寛)