VOICE:渡辺裕一郎・Jミルク専務理事 脱粉在庫、需要拡大へ結束を
2025.11.21
25年度の脱脂粉乳の期末在庫量は8万4400tと見込まれ、コロナ禍の10万tに近づいている。需要を生産が上回り、需給ギャップが広がっている。在庫量が適正水準を超えれば、メーカーの保管コストが増えるし、さらに積み上がれば賞味期限が超えて売り先がなくなり…続きを読む
◇日清製粉株式会社 取締役社長 山田貴夫氏 インタビュー日:2025年3月31日(月曜日)14:00~16:00 インタビュー場所:日清製粉株式会社 本社(千代田区神田錦町) 聞き手:新井ゆたか(前消費者庁長官)、加藤孝治(日本大学教授) * * …続きを読む
台湾の老舗冷凍食品メーカー「奇美食品」は、冷凍中華まんや冷凍水餃子など、自国の伝統的な味を簡単に味わえる商品を多数販売し、共働き家庭や単身者を中心に人気を集めてきた。国内外で幅広いビジネスを展開する奇美グループの食品産業を50年以上担い、数多くの国際…続きを読む
冷凍食品の登場からおよそ100年が経過した。各メーカーが品質と味の向上に取り組み、今後もさらなる発展が予想される。家庭用冷凍食品市場は70年頃から急成長し、女性の社会進出や単身世帯数の増加も相まって、食卓に欠かせない存在へと成長した。こうした背景から…続きを読む
今シーズン、兵庫県手延素麺協同組合が3月に行った「揖保乃糸」全商品5%の価格改定は市場で一定の浸透を見せた。先行きの危ぶまれた需要も梅雨明けを境に劇的に回復、前年並みの人気となり、ギフトも特約店の工夫で数字を伸ばした。一方、今年度(26年8月期)の生…続きを読む
【関西発】大阪で人気のラーメン屋「人類みな麺類」などを展開するUNCHIは、2025年から本格的に世界進出を図っている。国内においても、9月にケンミン食品とコラボし、「グルテンフリー(GF)中華麺」を同ブランド本店で提供するなど新たな取り組みに余念が…続きを読む
次世代の定番ビールとして「キリングッドエール」を7日に発売した。環境の変化により社会的孤立が問題化するなど、人と人のつながりが希薄化している。これまで長年ビールに携わる中で、人を笑顔にして、人と人をつなぐポジティブな力を感じてきた。これを活用して、メ…続きを読む
7月に開催した「ダイヤモンドフェア2025」は約8600人の来場があり、社長就任後で最大規模となった。人口減少とは裏腹に増える世帯を「多彩化する家族」として7分類した提案は新たな気づきになったと反響が大きかった。また、メーカーさまのブースでは、ここ数…続きを読む
理化学研究所の自由闊達な精神を引き継ぎ、創立76周年を迎えた理研ビタミン。今年6月に新社長に就いた望月敦代表取締役社長は、国内事業を土台に中国・東南アジア・北米市場を起点とする海外事業を成長ドライバーに位置付け、強力に推進する。「理研ビタミン最大の強…続きを読む
1964年の創立以降、水産物の調達から生産、販売まで手掛けてきたマリンフーズ。寿司種をはじめとした業務用商品のほか、近年はコンシューマー商品にも力を入れている。中でも2019年に発売された「サーモンクリームチーズ」は、若年層からの支持も集める人気商品…続きを読む
新潟県で誕生した一正蒲鉾は、25年1月22日に創業60周年を迎えた。創業者の野崎正平氏は、近代的な経営手法の導入を目指し、科学的な技術に基づいたかまぼこ製造をスタートさせた。冷凍すり身の採用や生産体制の変更、ニーズの変化を見据えた調理済食品の導入、健…続きを読む