伊藤園、抹茶生産ライン増強 安定供給体制構築図る
2025.12.12
伊藤園の本庄大介社長は2日、「抹茶」を含む緑茶の輸出額が過去最高の380億円(1~8月)を突破、同期間だけで24年を超えて推移している状況を業界紙向けに行った決算説明会で語った。本庄社長はインバウンドでの抹茶需要拡大を背景に「11月から抹茶の生産ライ…続きを読む
明治は8日、日本で販売好調の「明治おいしいミルクコーヒー」を、中国市場向けに新発売することを発表した。同社中国事業を統括する100%子会社である明治(中国)投資有限公司が、15日から中国沿岸部で販売開始する。2029年には約27.8兆円規模へ成長する…続きを読む
マルハニチロは3日、連結子会社のSeafood Connection Holding B.V.(SCH、本社=オランダ・ユルク市)の株式追加取得で同社を完全子会社することを決議した。29日に全株式を取得する予定。 同社は欧州市場における水産物販売拠…続きを読む
マルハニチロは来年3月1日に社名を「Umios」へ変更し、新たな成長戦略を進める。池見賢社長は3日の年末会見で「本社移転、CI変更、企業変革を決断し、歴史的な1年だった」と振り返る。今年4月に海外戦略部門を新設し、マーケットインの思考で世界各エリアの…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 名古屋市の妙香園は24年9月、名鉄神宮駅前の商業施設「あつたnagAya」の開業に伴い直営店を新規出店。地元熱田区の活性化に注力する。現在、地域密着を重視する田中良知社長は年間約700万人もの人が参拝する熱田神宮の…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 静岡県掛川市の丸山製茶の今期(25年12月期)は前年同様に国際的に人気を集める抹茶の輸出がけん引する形で業績拡大が続く。5月からは粉砕機を増設した抹茶専用工場が新たに稼働。今後も需要ひっ迫が続く抹茶の増産体制を整え…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県西尾市のあいやの今期(26年1月期)ここまでの業績は抹茶がコーヒーと紅茶に並ぶカテゴリーとして国際的に定着しつつある影響で前年を超えて好調だ。一方、原料が圧倒的に不足。そこで調達先の新規開拓に注力する。同時に…続きを読む
◆首都圏・東海エリア動向 世界的な抹茶ブームが続く一方で、吉村は早くから「このままでは日本の抹茶は価格競争に巻き込まれる」と危機感を抱いてきた。タイやベトナム、中国など、原料が安く労働力も豊富な国々は、すでに抹茶や煎茶の製造技術を学び始めている。食…続きを読む
今年、国際的な人気に伴い、抹茶の輸出は好調が続く。一方、荒茶の不足感がこれまで以上に増し、秋冬番茶は前年の5~7倍までに価格が高騰。その影響でRTD飲料や煎茶に使用する原料が不足。現在、飲料メーカーらの間で原料獲得競争が激化しており、日本の食文化を象…続きを読む
味の素冷凍食品の主力「AJINOMOTOギョーザ」は今年3月からの値上げ以降苦戦していたが、サブカテゴリー商品の好調も追い風に9月以降盛り返している。下期以降の戦略について寺本博之社長は11月28日の年末会見で、安売りとは一線を画した生活者が店頭で手…続きを読む
【関西】飲食業の海外進出を積極的にサポートする、ダッハランドとflaro社の共同開発経営管理アプリケーション「グローバルFLARO」が、11月26~27日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催の「焼肉ビジネスフェア」で、展示会初出展を果たした=写…続きを読む