亀田製菓、THフーズを完全子会社化
2025.07.02亀田製菓は6月27日、かねて株式取得によって完全子会社化を進めていた北米の持分法適用関連会社・THフーズ(THF)について、株式の取得が完了し完全子会社化したことを発表した。5月に発表した同社の北米構造改革において、進めてきたもので、今後はTHFにリ…続きを読む
24年(1~12月)の缶詰・瓶詰・レトルト食品の国内生産量は、缶・瓶詰の2分野で減少した。不漁・不作による原料難や値上げによる需要変動が、依然として業界を悩ませている。レトルト食品は包材や包装技術の進化を背景に、対象とする容器の種類をアルミパウチ以外…続きを読む
日清オイリオグループの24年度加工油脂事業は、国内は厳しい市場環境が続き、積極的な提案活動で採用増加とカカオ脂高騰に伴う代用脂需要増加などの販売数量増加、相場に応じた適正価格での販売努力などで増収増益となった。海外もマレーシア・ISF社の欧州向け・国…続きを読む
業務用分野のマーガリン類は、主に製菓・製パンの最終市場の必須素材として重要な役割を担っている。乳原料高騰による代替需要に加え、劣化防止による食品ロス削減や、人手不足への対応など、さまざまな面でユーザーの課題解決に寄与している。 日本マーガリン工業会…続きを読む
マーガリン類は、家庭用ではパンに塗る用途に加え、使い勝手の良さから料理用途でも活躍し、相対的な値頃感から存在感を示している。業務用は製菓・製パンなどの最終市場を支える素材として必要不可欠な存在となっており、製品の価値向上から省力化など、さまざまな形で…続きを読む
フタバの看板商品「御飯の友」では、国産いりこを使い、専属職人が配合を調整する。味付けには甘めの醤油を使用。最近では、「御飯の友 お土産パック25P」の販売にも力を入れているところ。1食用が25袋入っており、軽くて持ち運びにも便利。パッケージには、熊本…続きを読む
鶴味噌醸造は今春、価格改定を実施した。海外では合わせ味噌の「鶴」、米味噌の「亀」、麦味噌の「龍」などが特に好調だという。特に多い輸出先は中国とフランス。 中国では、味噌を使う文化が浸透し始めリピーターも多い。スープよりも手軽に作れる味噌汁に、注目が…続きを読む
ヤマエ食品工業では、今夏稼働した調合濾(ろ)過工場で醤油加工品強化の環境が整った。生揚げ醤油を作れる点は大きな強み。社員の士気アップにもつながっている。また、国内外含め企業が見学に来る機会が増加。こうした視察の場を、今後の取引拡大へ向けた足掛かりにも…続きを読む
フンドーキン醤油では前期「あまくておいしい醤油」、4年に一度発売する期間限定品「世界一木樽醤油」が堅調だった。味噌では従来から人気の生詰めタイプに加え、「あまくておいしいみそ」が広がり始めた。生詰めが定着している味噌市場で、すみ分けができているという…続きを読む
●地域食生かし商品開発 九州の食品産業を見渡すと、輸出に向けた積極的な動きが目立つ。今回の特集で企業取材をする際にも、話題に上ることが多かった。 国の輸出施策推進においても、ひときわ存在感を放つのがこの九州エリア。農林水産省は現在、GFPグローバ…続きを読む
サントリー食品インターナショナル(SBF)の小野真紀子社長は、同社初の女性社長として23年に就任して以降、海外事業やサステナビリティに関する経験・知見を生かすことでグローバル企業としての成長を加速させる。このほど取材に応じた小野社長は自身のキャリアや…続きを読む