東京中央漬物、「荷主共和会」総会開催 厳しい原料事情共有
2024.11.29漬物業界では天候不順による原料野菜の不作・不良作が相次いでおり、安定供給の課題となっている。11月26日、東京中央漬物(中漬)が東京都の浅草ビューホテルで開催した「荷主共和会」総会で、カテゴリー別の報告があり、参加者らは厳しい原料状況を共有した。 …続きを読む
国内のキムチ専門トップメーカーの美山は、国内産、韓国産、中国産を取り揃えたラインアップを強みに、キムチ市場の活性化を目指す。こだわりの原材料と独自の製法によるキムチの紹介で、多様化するニーズに応えた提案を進める。 国内産キムチの製造はその大半を千葉…続きを読む
伊勢惣は、メディアの影響もあって「みやここうじ」の販売が好調だ。昨年はTVや書籍などに同社の「みやここうじ」が紹介され販売量が増加。今年も「麹水」をテーマにしたムック本が発売され、同社への問い合わせが増えている。 足立昇司専務は「麹ブームは『塩麹』…続きを読む
秋本食品は、上期の売上げが前年並みだった。昨年20周年を迎えた看板商品「王道キムチ」は一年を通したプロモーション効果が現在も継続し、前年比5%増と好調。6月の展示会で紹介した適量タイプの漬物「プチカップ」シリーズが好評を受け、前年比10%増と順調に推…続きを読む
ラッキョウ、ショウガ、ニンニクの3本柱で展開する山本食品工業は、24年9月期決算が前年の107億円を上回る113億円で着地した。主力3本柱の売上げが順調に推移し、価格適正化や販路拡大の効果が出ていると同社はみる。 理念の「うまさと健康を届ける」を志…続きを読む
物価高騰が続く中、コメの価格が高止まりとなっている現況に、やまうは「コメと消費する漬物への逆風はさらに厳しくなるだろう」と指摘する。 「今後は消費者の声を参考に、より一層求められる商材を開発する必要がある」との見方から、今冬は主力のデリカカップ(D…続きを読む
「岩下の新生姜」ブランドで知られる岩下食品は、上期の売上げは前年比微増。紅生姜は昨年から好調が続くが夏場以降は動きにやや落ち着きがみられるものの、新生姜製品は夏場以降も前年実績を上回る動きとなっている。 らっきょうの売上げは堅調に推移している。岩下…続きを読む
東海漬物は、今秋発売した「プチ辛口キムチ」が堅調に推移している。既存の「プチこくうまキムチ」より辛口のカップ商品で、利便性と一定の辛いもの需要に応えてラインアップを強化した。引き続き「こくうまキムチ」ブランドの拡張や、浅漬けの「ぷち!」シリーズなど個…続きを読む
国内ガリ製品トップメーカーの遠藤食品は、来年以降に向けて全アイテムの栄養成分表示を100g当たりから1食分(10g当たり)の数値へと変更を進めている。 主に塩分量について、1食分の表記にすることで、高塩分という漬物のイメージを積極的に払しょくする狙…続きを読む
●新工場に主力製造集約 ピックルスコーポレーションは白菜が旬を迎える冬に向け、キムチと浅漬けの販売を強化する。12月から稼働する茨城新工場(茨城県八千代町)には、主力の「ご飯がススムキムチ」製造ラインを集約し、既存工場の製造キャパシティーに余裕がで…続きを読む
130周年を迎えた新進は、9月から「トリュフ香るメンマ」を発売した。香りと歯応えを楽しめる味付けメンマで、8月に開催した「新商品グランプリ2024秋冬」で冷蔵食品部門3位を受賞した。そのまま食べるだけでなく、炒め物やラーメンに液ごと加えて調理できる汎…続きを読む