ユーザックシステム「Robo派遣」 人的リソース有効活用 食肉卸、年間作業時間を大幅削減【PR】
限られた人的リソースの有効活用を目指す企業にとって、日々のルーティン業務の効率化は避けて通れない課題だ。特に受注処理業務は取引先との個別対応となり、属人性も高く、担当者の労働時間を本業から遠ざける。ユーザックシステムが展開するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)「Robo派遣」 は、業務のボトルネックとなる人的リソースの圧迫を解決する自動化サービスとして、深刻な人手不足による現場の作業負担を大幅に圧縮することが期待される。同サービスを導入した食肉卸企業の事例を紹介する。

東京都立川市を拠点に、東京23区と南関東全域に食肉卸事業を展開する肉のクボタは、「Robo派遣」を導入し、作業時間の削減を実現している。
同社では約800件の取引先から、毎日400件以上の注文を受ける。受発注システムを通じて発注書を出力、それをもとに出荷作業を行ってきたが、担当者の早朝出勤が課題となっていた。受注処理を担当する2人は、通常の始業時間より2時間早い午前4時に出勤。さらに現場準備を行う従業員4人も、午前5時から業務を開始せねばならず、人的リソースの逼迫(ひっぱく)と、人件費の増大が経営課題となっていた。
解決策を求める中で注目したのが、RPAの活用だ。ユーザックシステムの「Robo派遣」は、同社のRPA「Autoジョブ名人」で動作する自動化シナリオを、初期費用0円、1業務1月当たり5000円で利用できる。肉のクボタの迫田営業部長 は、「まさに理想的な動き」と感銘。久保田浩嗣社長も。「ようやく現場の負担を軽減できる糸口が見えた」と判断し、導入を即決した。

現在は3種類の受発注システムに対応したスクリプトが稼働し、毎朝の発注書出力を全て自動化。これにより、出力担当者2人は未明からの超過勤務が不要となり、現場担当者4人の出勤時間も30分以上後ろ倒しにすることができた。この結果、月間で115時間以上、年間では1380時間の作業時間削減を達成。さらに、電話による追加注文を廃止し、LINEによる受注体制を整備したことで、事務員の電話対応業務も激減した。配送出発の遅延や連絡ミスといった問題も解消され、全社的な業務効率が大きく改善された。
また、人的作業に起因していたヒューマンエラーもほぼゼロになり、出荷ミスリスクも大幅に軽減。業務の標準化・可視化が進んだことで、将来的な人材育成や引き継ぎなど、本業へのリソース充足が進んでいる。

久保田社長は、「食肉卸業だけではなく、鮮魚や青果といった食品流通に関わる業種であれば同様の課題がある」とし、「Robo派遣」を導入することは大きな効果があると指摘する。現在もFAXや電話による受注が商習慣として続き、人的リソースに頼らざるを得ない現場にとって、受注業務の自動化は深刻化する人手不足やミス防止の解決策となりうる。

ユーザックシステム株式会社
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