愛知県、職員らウズラ卵購入 誤嚥事故受け事業者支援
2024.12.25【中部】2月に発生した学校給食での誤嚥事故を受け、全国各所の学校給食でウズラ卵の使用を控える動きが見られる。ウズラ卵の全国シェア6割以上を占める愛知県では、急激に減少した消費量を支援するため、県の職員らがウズラ卵を購入する支援を実施。12月17日に、…続きを読む
【関西】タキイ種苗は5日、「2024年度野菜の総括」を発表した。野菜の価格が高かったと思う人の割合は過去最高だった23年に続いて8割を超え、野菜にまつわる気になるニュースも価格高騰、猛暑の影響、豪雨被害とマイナス要素が色濃くなった。今年食べる機会が多…続きを読む
【中部発】愛知県加工用トマト拡大協議会は、県産加工用トマトの収量減に危機感を持ち、機械化など効率的な収穫方法による増反に挑んでいる。愛知県は約120年前に国内で初めて加工用トマトが栽培された「発祥地」でかつては一大産地だったが、ピーク時に比べ生産者が…続きを読む
「千切りキャベツ」などのパッケージサラダ(カット野菜を含む)が、「1袋100円の壁」に直面している。従事者数・生産量ともに減少傾向が続くわが国の農業では、生産コストがここ数年大きく上昇し、足元では猛暑影響でパッケージサラダの原料不足が深刻化している。…続きを読む
◇JAアオレン・葛西亨之参事 23年度の集荷量は1万6500tだった。全体の収穫量が極めて少ない中で、さまざま対策を取りながら集荷した。当初は日焼け、鳥害などで加工に多く出ていたが、年明けからは量が少なく厳しい生産になった。原料価格は高く、3月決算…続きを読む
◇果香・田中博行山形工場工場長 「今年もリンゴがない」。 山形県内に果汁の搾汁拠点を構えて40年、リンゴやブドウなどの果汁販売を手掛ける果香の田中博行山形工場長はリンゴの最盛期を目前に控え、こう本音を口にする。農林水産省が5月に発表した「令和5年…続きを読む
◇山形食品・八鍬知之営業部長 山形県では24年産リンゴの着果数が例年より少ない事例が見られ、加工業者の間で原料不足への危機感が強まっている。果汁飲料やジェラートを製造する南陽市の山形食品は、搾汁の最盛期を前に「価格が高くても入荷が多い時期に買い続け…続きを読む
◇青森県りんごジュース・竹鼻孝為稚社長 昨シーズン前半は高温被害果、鳥害果が加工に回ってきたが、その後価格は高騰し、集荷が厳しくなっていった。ふじがなかった。23年産集荷量はおよそ80万箱(1箱20kg)。当社は自社ブランド、OEM、原果汁製造で、…続きを読む
●循環型社会を弘前市実現 JAアオレンはリンゴ搾汁で発生する搾りかすの活用に取り組んでおり、今年からCVSのコーヒー抽出後のかすと混ぜて牛の飼料に製品化している。今回の取り組みでは製品段ボールの表面紙に使われる。11月26日、弘前市の櫻田宏市長にJ…続きを読む
◇青森県りんご加工協会・竹鼻孝為稚会長 ●省力栽培・機械化へ期待 2023年産の青森県リンゴ生産量は43万7000tの予想に対し、猛暑や鳥獣害の影響で、直近10年間では最少の37万4000tにとどまった。品薄感から青果市況は高騰し、県産リンゴの販…続きを読む
◇森県農林水産部りんご果樹課・種市順司課長 リンゴ生産現場での労働力不足を補う取り組みについて、青森県農林水産部りんご果樹課の種市順司課長は次のように話す。「加工原料を確保する体制の構築のため、リンゴ加工業者の労働力を活用するというものだ。加工リン…続きを読む