前回ご紹介したように、世界的には水産物の需要と供給がともに伸びており、需給関係は拡大を続けている。一方、わが国の水産物供給量(国内生産量+輸入量)は、1980年代後半の1500万t(原魚換算)をピークに最近は700万t程度に半減している。1人当たりの…続きを読む
◇酵母を活用した新技術開発で事業領域を拡大し「おいしさと健康の探求」に挑戦 1929年に国内初の製パン用イーストメーカーとして創立されたオリエンタル酵母工業(株)。国産生イーストの製造・普及に成功し、酵母から得られる酵母エキスや補酵素に加え、動物用…続きを読む
◎今回のポイント 食品表示の義務表示項目には、一括表示の最初に「名称」などの表記が定められている。名称は「商品名」とは異なり、「その内容を示す一般的な名称」を書くことが原則だが、食品の分類によっては、独自のルールが定められている。現在、分かりやすい…続きを読む
2024年から25年の労働安全衛生関係法令の改正により、主に労働者の健康管理が強化された。改正法令の遵守による職場環境の改善が期待されており、各企業は対策の徹底が求められる。そこで改めて「労働安全衛生法」の目的と定義、近年の法令改正のポイントを紹介し…続きを読む
食品産業では重筋作業を要する工程が多く、業務上腰痛の対策は喫緊の課題となっている。本稿では、腰痛を引き起こす要因となる腰部負荷とその対策について、生体力学に基づいて解説する。 (独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所人間工学研究グループ主任研…続きを読む
厚生労働省では、外国人労働者を雇用する事業者を対象に「外国人労働者の安全衛生管理」に関する情報をホームページ上で公開している。これまで、事業者向けに外国人労働者安全衛生管理の手引きや多言語対応(英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語)の教育マニュアル…続きを読む
●安全意識向上のための教育の工夫と内部監査から促進される安全対策で「労働災害ゼロ」を目指す 1942年にピーナッツバターを製造して以来、80年以上にわたり、ジャムやパン用フィリングの製造・販売を行うソントン食品(株)(2025年4月にソントン食品工…続きを読む
◆人と設備がベストマッチで共存し重筋作業のバリアフリー化を目指す 1919(大正8)年、地元酪農家100%出資によるミルク会社として設立された日本製乳(株)。「おしどりミルクケーキ」などのミルク菓子と業務用チーズの製造販売を手がけている同社は、59…続きを読む
◇労働安全衛生規則の改正ポイントと効果的な熱中症予防対策 ◆特別民間法人中央労働災害防止協会 熱中症とは、高温多湿な環境下において、体内の水分・塩分(ナトリウム等)バランスが崩れる、体温の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称。今年6月1日…続きを読む
◆(株)A&Cサービス 月額・定額課金型サービス「楽サブ」で手軽に導入できる楽らく運搬サポートシステム「イージーリフト」 A&Cサービスが展開する「楽サブ」は、産業機器の月額・定額課金型サービス。初期費用が抑えられるため手軽に導入できる新サービスと…続きを読む