VOICE:高宮満・キユーピー社長 適正在庫を考える
2024.12.02当社は昨年の鳥インフルエンザの拡大による鶏卵不足を教訓に、調達・供給体制を大幅に見直した。ニーズの高い卵加工品に関しては製品在庫にかなり厚みを持たせた。 気候変動や地政学リスクによる調達環境変化や物流需給の悪化を背景に、在庫を持つのは決して悪いこと…続きを読む
商品概要:食材にのせてたべる新感覚のポン酢。増粘剤などの添加物は使用せず、じゃばらの果皮を使用することでとろみを出した。食材にのせてたべられる濃厚な味わい。村の特産柑橘じゃばらを皮ごと丸ごとポン酢で煮詰めて、うまみを凝縮。煮詰めた醤油のうまみと甘み、じ…続きを読む
白醤油は主に三河地方で育まれてきた醸造調味料の一つだ。琥珀(こはく)とほんのりとした甘み、そして芳醇な香りが特徴で、三河地方以外の割烹料亭などでも採用されており、近年では全国的な人気を博す。さらに白醤油の淡い味わいから、和食以外の料理との相性も良く、…続きを読む
創業350年以上の歴史を誇る愛知県常滑市の盛田は、前期(24年9月期)の味噌商品群の売れ行きが前年比微減で着地した。背景に家庭での調理機会の減少や専用調味料への切り替えなどが挙げられる。今期1月の出荷分からは周辺コストの上昇を受けて価格改定を実施する…続きを読む
キッコーマン食品の中部支社の上期(24年4~9月)醤油部門家庭用売上げは前年同期を上回って推移しており、同支社は市場シェアを上げている。特に「しぼりたて生しょうゆ」「味わいリッチ減塩しょうゆ」をはじめとするいつでも新鮮シリーズの620mlタイプがけん…続きを読む
ナカモの前期(24年9月期)の売上げ・数量ともに2回の価格改定と競合大手の事業撤退などに伴い、前年比2桁増で着地した。中でも外食とメーカーへの原料供給といった業務用販路が前年超えで好調に推移。このほか、主に東南アジア向けの輸出がこのほど拡大している。…続きを読む
イチビキ今期(25年3月期)ここまでの味噌や醤油などの醸造調味料の業績は前年超えで推移している。中でも醤油商品群で売上げをけん引している「食品添加物無添加 国産しょうゆ」(内容量500ml、750ml)が9月に「第51回全国醤油品評会」で最高賞に相当…続きを読む
●価値に重きを置く戦略へ 愛知県味噌溜醤油工業協同組合によれば、愛知県での1月から9月までの味噌累計出荷量は月によって変動があるものの、前年比微減で推移している。味噌についても同様の傾向を示す。背景に家庭での調理機会の減少や簡便性のある応用調味料や…続きを読む
キユーピー(高宮満社長)は25年度(25年11月期)を起点とする中期4ヵ年計画で事業構造改革と成長領域への投資を加速する。成熟化が進む国内で資源分配の思い切った見直しや製造拠点の再編・機械化に取り組むとともに、海外などに積極的に投資し、収益力と資本効…続きを読む
25年3月期中間決算は、鳥インフルエンザの影響から脱して主力のタマゴ加工品が回復し、CVS向けなどのタマゴサラダが好調だった。利益面でもタマゴ加工品の数量回復による生産効率の改善などが大きく寄与。調味料・加工食品事業の営業利益は前年比744%増と急拡…続きを読む
ヤマサ醤油の1月から10月までの業績は、汎用できる万能つゆ「ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」=写真、新たなたれ製品「万能クッキングたれYummy!ガーリック&ペッパー」などがけん引して、増収で推移した。醤油は業務用が順調で、家庭用も適量の「鮮度…続きを読む