ヤマサ醤油、医薬が海外好調で増収 「鮮度生活」600mlなど寄与
2025.12.22
ヤマサ醤油は今12月期、医薬、海外部門が好調で増収を見込む。主力の国内も前年実績を超えるが、コスト高で全社の利益は前年並みを見通す。開封後も醤油の品質を保つ「鮮度生活」=写真=の大容量600ml、麺用ストレート・濃縮・鍋用のつゆが好調だった。「香味だ…続きを読む
かどや製油グループのカタギ食品は、価格改定を進める中で25年度上期の売上高は前年並みとなり、主力商品の有機ごまシリーズの販売数量も予算比2%増、前年比4%増と伸長。有機ごまシリーズを中心に原料特徴が明らかな商品が堅調に伸び、差別化商品として業務用の需…続きを読む
ゴマヤの25年ごま販売は、年間では昨年並みか多少のプラスに落ち着く見込みだ。同社は、いりごまやすりごまなども製造しているが、練りごまを製造基盤としている。商品の性質上、併用する野菜などの高騰で使用控えがあるが、それ以外は特段の好・不調は大きくは見られ…続きを読む
豊年屋は、国産ごまの展開強化に取り組む。「少ない使用量でも国産訴求などの形で高付加価値化が図れるため、ニーズは活発」と高橋卓哉社長。「原料の安定調達に向けた産地開拓が今後の鍵。現在、北海道で栽培試験を行っており、うまくいけば相当な収量が見込める」と期…続きを読む
みたけ食品工業の前期ごま販売は、値上げによって売上げは前年と同水準、数量は黒ごまがやや減少傾向にある。原料高で値上げを実施したものの、特に黒ごまは原料高騰もあって、家庭用・業務用ともに厳しい状況が続いている。 今期は引き続き、練りごまに注力する。練…続きを読む
マコトの前期は、金額べースで前年比10.2%増、数量ベースで同5.7%増で着地した。業務用は金額ベースで同11.5%増、数量ベースで同6.3%増、家庭用は金額ベースで同8.1%増、数量ベースで同3.6%増となっている。 徳用サイズなどの低単価品の売…続きを読む
真誠の今期(25年12月期)売上高は前年をほぼクリアしている。家庭用の加工ごまは価格改定効果、PBの引き合い増という要因もあり売上げ増となった。一方、業務・加工用は価格是正を行ったことで失注したり、量を減らした取引先もある。そのため前年を若干割ってい…続きを読む
加工ごま市場は、全体的に底堅い動きを見せている。原料高騰などによる価格改定の影響もあって、売上げは前年同水準となったメーカーが多いものの、数量は黒ごまがやや減少傾向にある。黒ごまは主要産地のミャンマーで原料の価格上昇が止まらず、代替産地の南米産も原料…続きを読む
片山食品は22日出荷分から2月27日出荷分まで期間限定で、「お!得だねみそかつおにんにく」「お!得だねしそかつおにんにく」(いずれも172g入)を発売する。同社の看板商品でもあるニンニク漬けの大容量企画で、冬の滋養強壮にもぴったりの商品。 「みそか…続きを読む
テーブルマークは26年度、海外への資源配分を強化する。今年1月に営業本部内の海外事業部を分離し単独組織へ変更。北米やインドネシアへ冷凍うどんやパックご飯の輸出を開始し、中長期的には海外売上高比率を10%にまで高めたい考え。27年に香川県で冷凍麺の新工…続きを読む
日本紅茶協会はこのほど、2025年紅茶業界10大ニュースを発表した。 (1)世界の紅茶生産量は2024年で約352万tと微減(2025年12月現在)。主要産地の2025年生産(1~9月累計)実績は、インド前年同期比105.7%、スリランカ101.5…続きを読む