胃心伝真=ほろにが君
2024.12.06「平家物語」にハマっている。きっかけになった「NHK人形歴史スペクタクル平家物語」は、「三国志」でも知られる川本喜八郎による人形美術が素晴らしい。「人形はその役のためだけに生まれる」という川本の言葉通り、俳優にはない没入感を味わった▼吉川英治の「新・…続きを読む
従業員が商品のバーコードをスキャンして精算するセミセルフレジから客がその作業をするフルセルフレジの導入が進む中で、気掛かりになることを聞いた。客がモヤシの商品のバーコードを自宅でコピーし、それを使って、すべての商品を精算していたという話だ▼ほかに同様…続きを読む
先日の食品産業功労賞の表彰式など、当社式典の後の楽しみが、会場で使った花束のお土産。瓶詰の瓶を洗っただけの、お手製花瓶に挿すのが気楽で、簡単に部屋が飾れる。桃屋の小瓶がお気に入りでブーケを数種の一輪挿しにし、あちこちに置く▼桃屋商品の63品中、瓶詰は…続きを読む
衆議院選挙は15年ぶりに自公が過半数割れする結果となった▼私が住む選挙区はA党、B党、C党が三つどもえの大激戦区。これまでの選挙では、政治の知識が乏しいなりに普段からささやかに応援するA党に投票していたが、今回は違った▼毎日のように駅前で候補者が入れ…続きを読む
SDGs、SDGs…サダゴ…笹団子!ということで、日帰りツーリングがてら、新潟へ笹団子を買いに行った。長野市から長岡市まで、海沿い経由で遠回りしながら約3時間。国道沿いの団子屋で5個入りを買って、十日町経由のぐるっと回るコースで帰ってきた▼団子を包む…続きを読む
「江戸送りの酒」の往時を追体験しようと伊丹酒造組合などが協力し、兵庫県伊丹市から東京へ陸路と海路で運ぶ伊丹の清酒を大阪の港から見送った▼かつて、上方の清酒を大消費地の江戸へ運ぶ主な手段は船だった。やがて輸送の主役は鉄道から昭和の高速道路網の発達により…続きを読む
大阪・関西万博開催まで160日を切り、いよいよ感が出てきた。本当にあるのかと消極的な声はいまだ耳にするが、準備は着々と進んでいる▼木と水で水都をイメージした大阪ヘルスケアパビリオンは見入ってしまうほど夜間照明が美しかった。観光資源の宝庫・関西の旅へい…続きを読む
転職ビジネスが活況を呈しているらしい。転職そのものを否定する気は全くない。むしろ、パワハラやモラハラ、セクハラなどが横行するブラック企業や、劣悪な雇用条件の企業に我慢してとどまることはないし、実力があるのなら、より良い条件を求めて動くことは当然だ▼た…続きを読む
広島を代表する冬の味覚「牡蠣」。例年10月1日は養殖カキの水揚げ解禁日だが、今年は解禁日が例年より20日遅れの21日となった。猛暑の影響で海水温が高い状態が続き、カキの生育が遅れていたことが主な要因とのこと。ただ、解禁日を遅くしてもまだ生育が遅れてい…続きを読む
「被災地でボランティア活動をしていた時に出合ったパンの缶詰のおいしさにびっくりした」と語るのは、製造元であるパン・アキモトの藤崎良太取締役製造部長。この出合いが契機で同社に入社し、缶詰の開発・製造に携わる▼飲み水が乏しく、火を使った調理も困難という状…続きを読む
しばらくすると全国的にサケの遡上が本格化する▼新潟県村上市の三面川が発祥とされるサケのふ化放流事業は、食資源の保護はもちろん環境保護活動でもある。里山保全の象徴がギフチョウならば、河川の象徴は間違いなくサケだろう。特に春の稚魚放流は、食育・環境教育の…続きを読む