コロナ禍からの回復が鮮明となり、メーカー団体の総会などの会合が東京以外で行われる機会が増えている。仕事柄、店舗やホテルの予約をすることが多いが、驚くのがコロナ以前との価格差だ▼コロナ前の19年と比べると、ほぼ同じ内容で最低数千円は値上がりしている。食…続きを読む
5月は関西方面への出張が重なった。今、大阪の街にはたこ焼きを頬張る外国人観光客の笑顔があふれている。道頓堀の屋台前には行列ができ、熱々のそれをカメラで撮影する姿は珍しくない。「食い倒れの街」と呼ばれる大阪の魅力は、まさにその“食”にある▼SNSを通じ…続きを読む
やや古いデータだが、スーパーの棚卸資産回転率は45.57回(14年版スーパーマーケット白書)である。つまり在庫日数は8日(365日÷45.57回)。仕入れた商品を8日で売り切っているということだ▼品目によってバラつきはあろう。だが、仕入決済前に商品を…続きを読む
愛知県には、政令指定都市の名古屋市に次ぐ規模の中核市が4市ある。豊田市、豊橋市、岡崎市、一宮市で、いずれも人口30万人を超える中部地方を代表する都市だ。他の県民にこの4市はどう映っているのだろうか▼愛知県民としては、豊田と岡崎には徳川家のルーツ、豊橋…続きを読む
日本植物油協会による「植物油に関する使用実態意識調査」によると、「ごま油」と「サラダ油・なたね油」の認知が100%に達した。両油種ともに使用経験率も高く、一方で店頭価格が大きく上昇したオリーブ油は、依然高い認知率(97.8%)なものの、使用経験率は低…続きを読む
12日開幕の「札幌ラーメンショー」に連日市民や観光客が詰め掛け、にぎわいを見せている。全国の人気店やコラボ店舗、道内勢からもらーめんや天金、札幌ラーメン武蔵などブランド力の高い店も出店し競演。8万5000人来場した15年の初開催以降23、24年は連続…続きを読む
関税政策などトランプ政権の動向が世界的な混乱を招き、食品企業の業績予想にも強い不透明感を与えている。米国内向けの政策であっても、規制措置は日系企業の事業活動に影響が大きい▼トランプ政権は食品・医薬品政策で「アメリカを再び健康に」を標榜。4月にはFDA…続きを読む
未来社会のデザインをテーマにした大阪・関西万博が開幕して約1ヵ月。酒類関連では大阪発祥のサントリーの出展が注目を集めるほか、国税庁や農林水産省、各地の酒造組合などによる日本産の酒と伝統的酒造りのアピールが目立つ▼変わったところではハイネケン・ジャパン…続きを読む
朝の連続テレビ小説。長らく離れていたが、やなせたかしに強い興味を抱き、「あんぱん」を見ている▼アンパンマンは、誕生した当初は大人たちに不評だった。その一方で、最初に魅力に気づいたのは子どもたちだった。幼稚園などで、子どもたちが絵本に夢中になった。「そ…続きを読む
「トランプ関税が食料品の輸出入にどう影響するか、その話題で持ちきりだ」。トランプ米政権の関税措置を巡り、大手卸幹部がぼやく。米国は日本に対して自国の関税を24%引き上げると表明。対象となる具体的な品目は分かっていないが幅広い分野への影響が予想される▼…続きを読む