国際収支における「デジタル赤字」の拡大が取り沙汰されている。昨年に日本が海外のIT企業へ支払った額は過去最大の5.5兆円に達したとされ、同年のインバウンド黒字3.6兆円を大きく上回った▼人手不足が進む日本で企業のDXは避けられない課題だが、この領域で…続きを読む
記録的な猛暑の日々が続いている。広島県北部の安芸太田町加計では、15日に39.5度Cを記録し、中国地方の観測史上最高気温を更新した。幼少期は30度Cを超えたらニュースになっていたような気がするし、家にエアコンなどもなかった▼こうした猛暑により、県内各…続きを読む
近年はTVでスーパーマーケットが取り上げられることが多くなっている。好意的な内容が大半で、対象となる各社および業界にとっては、プラス効果があり、大変喜ばしいことだと思うが、一点気になることがある▼関西では、数年前に関西進出を果たした首都圏地盤の量販店…続きを読む
新潟のご当地グルメといえば、小千谷・十日町地方の「へぎそば」。今、その業界に異変が起きている。独特の食感を生み出すのに欠かせない「フノリ」が手に入らないのだ▼価格が高騰し入手も困難だ、と関係者は嘆く。飲食店では時短営業せざるを得ないところも出ているそ…続きを読む
朝、六本木で取材を終えて、メゾンランドゥメンヌで朝食をと麻布台まで歩く。まさかの休業日▼メゾンランドゥメンヌグループ代表の石川芳美氏は、今年4月のデザート・スイーツ&ベーカリー展で開催した講演会で、フランスのビーガン・ベジタリアン事情について「子ども…続きを読む
日本の財団がラオスで自立型学校給食の実現に長年取り組んでいる。校庭での作物の自給などをサポートし、資金援助を必要としない持続的な給食モデルの確立を目指すものだ。22年には支援校の成功事例マニュアルがラオス全土の小学校に共有された▼この活動の主体を浦上…続きを読む
「おいしい一杯を作るためなら何でもやります」と胸を張るのは松澤伸明ヤマダイ経営企画部開発室リーダー。同社の看板商品である凄麺の開発に当初から関わっている、いわば「ミスター凄麺」ともいえる人材だ▼人気ラーメン店で長蛇の列に並んでお目当ての一杯を食べると…続きを読む
コロナ禍以降の香辛料メーカー取材を通じて感じることがある。メーカーの規模にかかわらず、設備投資が増えている点だ。その規模は異なるが、設備の更新や増設などの新たな投資が増えている。さらに多いのが原材料の貯蔵量を担う倉庫の新設や増設の動きだ▼コロナ禍時に…続きを読む
飲食店で食べきれなかった料理は、自己責任で持ち帰ろう--。食品ロス削減のための啓発イベント「mottECO(モッテコ)FESTA2024」が7月29日、東京都内で開催された▼会場では関係省庁や自治体、取り組みに賛同する外食チェーン、ホテル、企業などが…続きを読む
7月23日発行の中部食品マーケット特集内で、惣菜企業トップ座談会を企画した。メンバーは日本惣菜協会東海支部長でもある後藤食品の後藤金成社長、まつおかの松岡まち子社長、中部フーズの纐纈直孝社長。中部惣菜業界を代表する3人がそろう貴重な場となった▼座談会…続きを読む